こんにちは!いつもブログに遊びに来てくださってありがとうございます!管理人のすう子です。
突然ですが皆さんは、ご自身の『自己肯定感』について考えたことはありますか?
自己肯定感(じここうていかん)とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉
ウィキペディアより抜粋
私は昔から『自分の得意なこと』『自信を持っていること』がなく、なんとな〜くで生きてきました。振り返ると、自分の自己肯定感について良くも悪くも『何も考えてこなかった』と思います。
自己肯定感について考えるようになったのは、退職して子育てをし始めた頃。その頃は子どもと私の2人だけで過ごすことが多く『自分を褒める』または『自分を認める』ということが無かったように思います。
自己肯定感については当然個人差があります。今回の内容は、主に私が感じた内容をお伝えしたいと思います。
そんな中我が家に来てくれたボードゲームがこちらの、ちゃがちゃがゲームズさんの【キャラホメ ソロ】でした。
可愛いパッケージに目を惹かれるこちらのボードゲーム、なんと『自己肯定感をアップ』することができる1人用ボードゲームなんです。
ゲームで自己肯定感アップ?そんなことが本当にできるのかな?興味深々です。
実際に遊んでみると、想像以上にワクワク・ホクホクした幸せな気持ちになれました!対象年齢は12歳〜ですが、サポートがあれば5歳も楽しめました。
そんな【キャラホメ ソロ】の内容物やルール、遊んでみた様子をご紹介します。
【キャラホメ ソロ】の内容物
〜大好きなキャラにホメてもらえる1人用のいやされゲーム〜
対象年齢…12歳〜
所要時間…5分
1人用
制作…ちゃがちゃがゲームズ
ゲームデザイン…川口洋一郎
グラフィックデザイン…aiMIKI
ほめカード…48枚
木製コマ…1個
ハートの宝石…3個
説明書…1枚
今回の主役のほめカードたちです。一般的なカードより小さめで、サラサラした触り心地です。
ハートの宝石は子どもたちのお気に入りです。赤くてキラキラしていてとっても可愛い!空気穴はなくツルンとしているので、誤飲にはお気をつけください。(比較のためにペットボトルのキャップを置いています)
木製コマは、ハートのカードスタンドになっています。最後の写真を撮る時に使います。
中身はとてもシンプルでした。あとは、お気に入りのキャラクターグッズを用意しましょう。
フィギュア・アクリルスタンド・キーホルダー・写真…何でもOKです。
ルール説明
今回はクマさんに協力してもらいました。自分が好きなものなら何でもOKです。
- 相談したいことを決めてカードを1枚引く。
今回は「新学期が不安だな~」という内容で考えてみます。
- キャラクターのセリフを具体的に考える。この時のカードはあくまでも『キーワード』なので、そこから自由に想像を膨らませて、「なぜそう言ってくれるのか」「どういうところを褒めてくれるのか」「この子だったら何て言ってくれるのか」を頭の中で具体的に考える。
- 頭の中でそのセリフを再生して、自分がどれくらい「嬉しい」気持ちになっているかじっくり考える。
- 次に2枚目のカードを山札からめくり、1枚目のカードの右側に置く。
- 先ほどと同じようにほめカードを使ってほめてもらい、どれくらい嬉しいか考える。
- どちらのほめカードが嬉しかったか決める。決めたら、んだカードの上にハートの宝石を1つ置く。
- 置いたら場に出た2枚のカードは手前側(写真だと下側)にずらしておく。これで1回戦終了。
- 2回戦目として、上記の手順を3枚目・4枚目でも繰り返す。
- 最後に、1回戦目と2回戦目でハートを獲得しているほめカード同士で決勝戦を行う。
- それぞれのキーワードでもう一回キャラクターに脳内で褒めてもらう。この時1回戦目よりも想像を膨らましたセリフで褒めてもらう。
- 最終的に1番嬉しかったカードを選び、ハートの宝石を1つ追加で乗せ、カード軍の最上位に移動させる。
- 1番に選ばれたほめカードとキャラクター、ハートの宝石で飾り付けをして、記念写真を撮る。
この記念写真を撮る瞬間が幸せすぎでした。何回も写真を見返してしまいます。
2人以上で遊ぶ時は?
本来は1人用のゲームですが、2人以上で遊ぶ際は下記のようにして遊んでみてください。
- 相談する人(相談者)を1人決め、残りの人は発表者になる。
- 相談者は、相談したいキャラクターを決め、相談事を話す。
- 相談者は、ほめカードを2枚オープンする。
- 発表者は、それぞれのカードを使ってセリフを発表する。相談者はどちらのセリフが良かったか考える。
プレイヤー全員がそのキャラクターを知っていることが必要かと思いますが、誰かにセリフを考えてもらうことで、自分では考えなかったセリフが出てきそうです。仲のいい友人や家族で遊んだら盛り上がりそう!
- 発表者は、相談者がどちらのセリフを選ぶのか予想して指をさす。
- 相談者は、嬉しかったセリフを理由をつけて発表する。
- 自分の予想が当たっていたら発表者は1ポイントゲット。
- 相談者を交代して続ける。
ポイントにハートの宝石を使ったり、メモで残しておくといいですね。これならキャラホメを複数人で遊ぶことができそう!
5歳と遊んでみました
箱のデザインがとても可愛いくて、子どもたちは既に興味津々です。娘に開けてもらいました。
かわいい〜!このハートはいつ使うの?私が使うね!
やはり1番興味を示したのは『ハートの宝石』でした。
一通りルールを説明し、『お話したいフィギュアやぬいぐるみ』を持ってくるように伝えます。
私の大好きなうさぎさんにするー!
今回はうさぎのぬいぐるみでキャラホメしてみることにしました。
初めに相談したいことや話ししたいことを決めますが、恥ずかしくなってしまい決められない娘。
やっと決めた内容は「うさぎさんの好きな食べ物はなぁに?」でした。
相談したいことって言われてもわからないよ〜!
褒めてもらうための質問を考えるのは、5歳には難しかったかな〜。
娘とは『質問は決めず、出たカードのうち、うさぎさんに言ってもらいたいセリフの方を選ぶ』という遊び方にして遊ぶことにしました。
文字が読めない娘ですが、何と書いてあるか伝えた上で「うさぎさんだったらどんな風に娘ちゃんに言ってくれるかな?」と質問する形で遊びました。自分で考えてもらうことで、相手(キャラクター)の気持ちも考えられるようになってくれたら嬉しいです。
最終的に決まったうさぎさんに言ってもらいたいセリフがこちら。
お店で御飯食べられるようになったら、うさぎさんとご飯食べに行きたい!
保育園も自粛になり、子どもたちにもストレスがかかっていたと改めて感じました。その気持ちを少し和らげることができたら嬉しいです。
最後に記念撮影してゲーム終了。ツーショットでも撮り、自分でも撮り、ちょっと恥ずかしがりながらも終始笑顔で、一味違った幸せな時間を味わえたようでした。
大人のソロプレイ
ソロで遊べるボードゲームはあまり持っていないので、すごくすごーく楽しみにしていました。
そしてお供を誰にするか問題…私はアニメ大好きなので、今回のお供に誰を選ぶか迷いました。
お察しの通り、紛うことなきヲタクです。
悩みに悩んだ結果、プリキュアさんにしました。
1人で遊ぶので、ゲーム中は静かに黙々とカードを引く状態になりましたが、頭の中ではカードを引く度に歓喜の嵐でした。そして多分にやけてました。
かなり妄想力が高まります!大好きなキャラクターを用意することで、自分のテンションもあがります。にやけ顔だけは隠さないとなぁ…。
「不安なこといっぱい。これから大丈夫かなぁ?」ということに対してプリキュアからの言葉が「不安な気持ちはよく分かる。すう子なら大丈夫だ!笑顔を忘れずに頑張ろう!」←私の脳内で再生された言葉です。
ありがとう!頑張るよ〜!
あ~こういうことかぁ〜!
簡単なゲーム内容でしたが、気持ち的にはカウンセリングに行って話を聞いてもらった後のような、私の話を聞いてもらえた満足感、自分じゃない誰かに認められた嬉しさを味わうことができました。
後日、違うキャラクターでも遊んでみました。カードの中には、褒める・認める以外の、少し厳し目な言葉もあります。そんな厳しめな言葉でさえ誉め言葉として使うか、Sっ気キャラとして考えるかも自由です。自分が嬉しければ良しです。
自分がそのキャラクターに言ってもらいたい言葉を引き当てるためのカード運が必要ですね。
キャラクターを変えたりしながら、何日も何回も遊びたくなるゲームでした。
2人以上のルールで遊んでみました
2人以上のルールも5歳と遊んでみました。
ルール自体は一度経験しているので何をすべきなのかは分かっていたようでしたが、質問を決めるのがやはり難しく、質問者(娘)がカードを2枚引いて、発表者(私)がセリフを考え発表し、質問者がセリフを気に入ったら1ポイントゲット出来るようにして遊んでみました。
1人プレイ時と違うところは、セリフを考えるのが「自分」なのか「相手」なのかの違いです。自分で妄想するのとは違い、相手の感じ方や考え方が分かるので、小さいお子さんにはこちらの方が遊びやすいと思いました。
発表者が、いかに『役になりきれるか』『そのキャラクターを理解しているか』で変わってくると思いますが、親子で遊ぶときは『親が恥ずかしがらずにキャラクターになりきってセリフを考え言う』ことが大切だと感じました。
お母ちゃんがうさぎさんを動かしながらお話してたのが面白かった!
最終的に1ターンで終了し、その後は撮影会になりましたが、娘が質問者になったときにどんなセリフを考えてくれるのか楽しみです。
大人2人で遊んだ様子
旦那殿ともキャラホメで遊んでみました。
ちょっと恥ずかしいな…
気の知れた友人や家族でも、ちょっと恥ずかしいって思っちゃうのかも。1度遊んでみたら印象変わるはずよ!
質問者→私、発表者→旦那殿にして遊びます。そして主役は旦那殿の愛用中パソコンマウス!
まさかマウス本人も、キャラホメに使われるとは思わなかったでしょう。
旦那殿は初キャラホメでしたが、ルールは簡単なのですぐに理解できました。
娘と同じで、質問を考えるのが難しかったです。ただの質問ではなく、「褒めてもらう・励ましてもらうための質問」を考える…このゲーム思ったより深いのか…。
「おれ、ゲームのセンスあるかな?」という質問にし、私がマウスになりきって出たカードに添ってセリフを考えます。
キャラクターや人物ではないマウスのセリフを考えるという、貴重な面白い経験ができました。ちょっと恥ずかしかった…
「ゲームもっともっと上達するよ!待ってるね!」と言うセリフで1ポイント獲得しましたが、恥ずかしさで私のHPが0になりゲーム終了。
夫婦など相手の考えが分かる状態だと、どのカードを選ぶか予想できてしまいました。キャラクターじゃなかったからかな…?セリフのバリエーションを増やすために、2人だけならほめカードを増やしてもいいかも知れないと思いました。
まさかマウスでキャラホメするとは思ってなかったので驚きました(笑)
1人で遊ぶ時は黙々ニヤニヤでしたが、2人だと恥ずかしさを隠したり相手に理解してもらうために、よく喋っていたと思います。
相手の考え方や思考が分かり、1人で遊ぶときとはまた違う面白さがありました。
感想
【子ども視点】
楽しさ度★★★☆☆
難易度★★★☆☆
オススメ度★★★★☆
普段のお人形さん遊びとはまた違って、本当に会話しているような気持ちになったようです。ゲーム中はずっと笑顔で、最後の写真撮影のときは本当に嬉しそうな表情をしていました。
今思い返すと、誰かに褒められている時の表情に似ていました。
ハートの宝石を置くのも、子どもにも分かりやすくてよかったです。娘はまだ文字が読めないので、カードに書かれた文字が読めるようになったらもっと楽しめるでしょう。
カードは漢字を使っているものもありますが、小学校中高年くらいからなら1人で遊べると思います。英語の表記もあるので英語の勉強にもなりそう!
5歳にはまだまだ難しかったですが、親御さんや周りの方のサポートがあれば楽しめそうです。幼い頃から自己肯定感を高める術を知っていることは、子どもたちにとって必ずプラスになってくれると思います。これからも定期的にキャラホメで遊んでいきたいと思います。
最後に記念撮影出来るところがよかった!私も自分のカメラで撮るよ!楽しかった!
【大人視点】
楽しさ度★★★★★
難易度★☆☆☆☆
オススメ度★★★★☆
大好きなキャラクターに褒めてもらえるゲームだけあって、大好きなキャラクターがいるすべての方に遊んでもらいたいゲームです!好きなキャラクターへの愛も深まり、自分も褒められて幸せな気持ちになり、遊ぶ前と後では幸福度が違いました。
ゲーム内容も遊びやすいので、推しキャラのいる方へのプレゼントにもよさそうです!
遊び始めて2週間ほど経ちますが、ちょっと落ち込んだり悩み事がある度にキャラホメしています。あくまでも個人の感想ですが、キャラホメで遊ぶことで、他の家族にも優しく接することが出来るようになりました。
自己肯定感は低いと自覚していた私ですが、遊んだ後は安心感や幸福感が高まっていたように感じます。そして、推しキャラで繰り返し遊びたくなります。癖になりそうです。
また子育てに日々追われている親御さんには、キャラクターではなくお子さんの写真でキャラホメすることもおすすめです。
試しに我が家の子どもたちの写真を使ってみました。
今まで手探りの育児で毎日ヘトヘトになりながら頑張ってきた私を、産まれたばかりの子どもたちが認めてくれたように思えて、「頑張ってこれてよかった」「産まれてきてくれてありがとう」と改めて感じることができました。
正直、キャラホメを知る前と後では、後者のほうが自分のことを認めてあげる余裕が生まれました。これが、自己肯定感を高めることに繋がることを期待しています。
フィギュアだけでなく、ぬいぐるみやキーホルダー、写真など、プレイヤーの数だけ幅が広がり、自己肯定感を高められる、幸せになれるボードゲームでした。
みなさんも、【キャラホメ ソロ】をぜひ遊んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
※今回ご紹介した【キャラホメ】は、ちゃがちゃがゲームズ様より寄贈していただきました。ありがとうございました。
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