皆さんこんにちは。
今日、家族でゲームしない?のブログへようこそ!お母ちゃんのすう子です。
当ブログに遊びに来てくださりありがとうございます。
今回ご紹介するボードゲームは、究極の数字当て推理ゲーム!
幻冬舎さんの【タギロン】。

【犯人は踊る】で推理をすることにハマった娘のためにお迎えしたボードゲームでしたが、質問カードの答えから推理して数字を当てる快感に、大人もドはまりしてしまいました。
そんな【タギロン】の、内容物やルール、6歳や旦那氏と遊んでみた様子をご紹介します。購入前の参考にしていただけたら嬉しいです。

小学1年生の娘には少し早かったかも…って思っていましたが、予想以上に楽しんでくれていました!
内容物
対象年齢…10歳~
2~4人用
所要時間…15分
数字タイル…20枚(「0」~「9」各2枚)
質問カード…21枚
ついたて…4枚
説明書…1枚
数字タイルはツルツルした長方形のチップで、大きさは縦約3センチ、横2.5センチです。「5」のみ黄色2枚で、5以外は青色と赤色が1枚ずつあります。水に濡れてもふにゃふにゃにならなそうなツルツルした質感で頑丈そうです。

ペットボトルのキャップと比較してみました。誤飲してしまえるサイズですので、小さいお子さんがいるご家庭ではお気をつけください。


吹き出しのモコモコに中に数字が書かれていて可愛らしいです。
質問カードはスベスベした質感です。サイズは一般的なトランプサイズで横向き。中には漢字や難しい表現も使われている質問もあり、6歳には難しい部分が多かったです。


現在は漢字や難しい内容の部分には、フリガナや内容の説明などを記入してマスキングテープで貼りました。これなら娘もパッと見て分かりやすいかな。

ついたては3つ折りになった状態で入っています。しっかりした厚紙で、開けた瞬間にびっくり箱のように飛び出してきたことに、びっくりしました(笑)。


この他に説明書があり、説明書内のQRコードをスマホで読み込むと、メモ代わりアプリやPDFファイルもダウンロードすることができます。

全てのコンポーネントは「黄色」と「黒」がメインの色味になっています。どのコンポーネントも丈夫な質感で、色味も派手でカッコいい!
2人用ルール説明
※タギロンは、「2人」と「3~4人」で数字タイルの扱い方が変わります。
《勝利条件》
相手より早く、相手の数字タイル5枚の「数字・色・位置」を完璧に言い当てる。
- 数字タイルを裏向きにしてよく混ぜたら、各プレイヤー5枚ずつ取る。
- 取らなかったタイルは使わないので、裏にして避けておく。
- ついたてを各プレイヤー1枚ずつ立てて、自分の数字タイルが相手に見えないようにする。
- 数字タイルを表向きにして、下記の通りに並べる。
- 左から数字の小さい順に並べる
- 同じ数字だった場合、左が赤・右が青で並べる
- 質問カードを裏向きで混ぜ、上から6枚を表向きで場に並べる。残りは山札にする。



これで準備完了!
ついたての内側(自分で見える側)にも、数字タイルの並べ方が記載されているので、私も初めて遊んだ時は分かりやすかったです。
- 先攻・後攻を決める。
- 先行プレイヤーは、場に並べてある質問カードから1枚選び、カードに書かれた質問を相手にする。
- 後攻プレイヤーは、質問に正直に答える。
- 山札から1枚めくり、場に補填して後攻プレイヤーに順番が変わる。(常に場に6枚カードが出ているようにする)
- これを交互に繰り返す。
- メモを取りながら質問をすると分かりやすい。(メモがなければQRコードからメモアプリを活用できる)
- 質問を繰り返していくうちに、相手の数字が分かってくるようになる。
- 相手の数字タイルが完全に分かったら「宣言」をする。
- 宣言…自分の番で質問をする代わりに「宣言します」と言って、相手の数字タイル5枚を、小さい順で具体的に発表する。
※例:「赤の0、青の2、青の3、青の6、青の8」
- 宣言…自分の番で質問をする代わりに「宣言します」と言って、相手の数字タイル5枚を、小さい順で具体的に発表する。

- 宣言された側は、相手の宣言が完全に一致していたら「正解!」と答え、間違っていた場合には「違います!」と答える。
- 宣言の1部しか当たっていない場合…「数字・色・位置」の全てが一致していない場合は「違います!」と答えてOK。この時「1部しか当たっていない」ことを伝える必要もない。
- 宣言に失敗した場合…次の自分の手番で、再び宣言することも可能。
- 先攻プレイヤーが「正解」した場合…この場合のみ、後攻プレイヤーも宣言することが出来る(質問はできない)。後攻プレイヤーも正解した場合は、引き分けになる。
- 質問カードの山がなくなった場合…補充はできないので、カードを使い切っても正解が出ない場合は引き分けになる。
- 先に相手の数字タイル5枚の「数字・色・位置」を言い当てた人の勝利。

2人プレイ時のみ、「宣言します!」宣言は次のターンでもすることが可能です。間違えちゃっても次のターンでチャレンジしましょう!
ただし、3人4人プレイ時は宣言は1人1度きりです!
3人プレイの場合
《勝利条件》
他のプレイヤーより早く、場に伏せてある数字タイル5枚の「数字・色」を完璧に言い当てる。ただし、宣言は1人1回しかできない。
- 数字タイルを裏にしてよく混ぜ、各自5枚ずつ取る。
- 残った5枚の数字タイルは、場に伏せて置いておく。場に伏せた5枚を当てることが目的。

- スタートプレイヤーを決めたら、時計回りに順番がまわる。
- 質問された両者が回答する。
※自分の手番ではなくてもヒントがもらえることが重要。
- 自分の手番でなくても「宣言」ができるが、1人1回しか宣言することができない。
- 宣言したいプレイヤーは、回答をメモ用紙などに記入にて、自分だけが見えるようにした上で「宣言します」と言う。
- 場に伏せた5枚の数字タイル5枚を自分だけで確認し「数字・色」が完璧に合っていたら「正解!」と宣言して勝利となる。
- 一部でも間違っていたら、違っていたことを宣言してゲームから脱落する。確認した数字カードは内緒にする。
- 脱落したプレイヤーは質問カードを選ぶことが出来ないが、他プレイヤーの質問には答えなければならない。
- 2位が決まるか、全プレイヤーが脱落したらゲーム終了となる。
※2人が脱落しても、残る1人が宣言するまでゲームは続く。

3人・4人プレイ時は、「場にある数字タイルを当てる」という目的に変わります。
4人プレイの場合
《勝利条件》
他のプレイヤーより早く、場に伏せてある数字タイル4枚の「数字・色」を完璧に言い当てる。ただし、宣言は1人1回しかできない。
- 質問カードから「中央の3枚の合計は?」と「〔共有情報カード〕中央の数字タイルは5以上?4以下?」の2枚のカードを抜く。
- 数字タイルを裏向きにしてよく混ぜたら、各自4枚ずつ取る。
- 余った4枚の数字タイルは場に伏せて置いておく。この伏せた4枚を当てることが目的。

- スタートプレイヤーを決めたら、時計回りに順番が回る。
- 全ての質問カードは〔情報共有カード〕として扱い、質問者を含む4人全員が常に質問に答える。
- 自分の手番でなくても「宣言」ができるが、1人1回しか宣言することができない。
- 宣言したいプレイヤーは、回答をメモ用紙などに記入にて、自分だけが見えるようにした上で「宣言します」と言う。
- 場に伏せた4枚の数字タイル4枚を自分だけで確認し「数字・色」が完璧に合っていたら「正解!」と宣言して勝利となる。
- 一部でも間違っていたら、違っていたことを宣言してゲームから脱落する。確認した数字カードは内緒にする。
- 脱落したプレイヤーは質問カードを選ぶことが出来ないが、他プレイヤーの質問には答えなければならない。
- 2位~3位が決まるか、全プレイヤーが脱落したらゲーム終了となる。
※3人が脱落しても、残る1人が宣言するまでゲームは続く。

人数によって遊び方や枚数が変わるんですね!
旦那氏と夜な夜な遊んでみました
今では私の方が夢中になっているボードゲームですが、ハマりだしたのは旦那さんが最初でした。
旦那さんは、運要素やパーティー感のあるものよりも、頭脳や戦略を使って勝てるゲームが好き。なので今回のタギロンも、「絶対に気に入ってくれるだろう」って思っていました。

旦那氏、ほれ、タギロンってボードゲーム買ったぞ!これ絶対あなた好きだから、一緒にやってみよう!

あぁ〜面白いんだよね、タギロンって。遊んだことないけど知ってるよ。

ファッ?!なぜそういうことを事前に教えてくれないの君は!!
メモ用紙は娘のメモ帳を拝借し、さっそく遊んでみます。
ちなみに、遊んでみて思いましたが…小さいサイズのメモじゃ足りなかったです(笑)

「どの質問カードを選ぶのか」が悩ましい!!
始めのうちはどのカードを選んでもヒントを得られやすいですが、ゲームが進むにつれて選びたかった質問カードを取られた時の焦りや、どの質問カードを選んでも数字を導き出せないターンなど、なんとももどかしいゲーム展開にもなりました。


『共有情報カード』で、相手に決定打になりうるヒントを与えてしまうことも!
ずっと脳みそフル回転でした。
初回は私が勝てましたが、数字の勘違いが発覚しノーカンに。

「連続する数字」が「同じ数字」だと勘違いしてしまいました。ごめんよテヘ(笑)
メモを見てみると、相手がどんな考え方で、どうやって理解しようとしていたのか分かります。相手のメモの仕方を見るのも面白い。

私のメモはこちら。


私はこれ。なぐり書きすぎてハズカシイ…

「次からが本番」と言いゲームを再開しましたが、結局3回連続で遊んでしまいました。
時間を忘れて夢中になり、夜中の0時なのに頭はスッキリ冴え、目はバッキバキに覚めましたが、ゲーム終了後はとても晴れ晴れした気持ちになっていました。

中学生の頃の数学で「証明問題」を解いた後に似たような達成感がありました。
6歳とも遊んでみました
娘は【犯人は踊る】で遊んでから「何かを当てる」「考えて正解する」ということが大好きになり、そんな娘と将来的に遊べるかもって期待を込めて購入しました。
普段は可愛いデザインを好む娘。今回は『腰が絶妙な角度に反れているお兄さんたち』が気になった様子。質問で相手の数字を当てるゲームだと話すと、想像以上にノリノリでした。

こんなポーズ?(実際に腰を反らしながら)
数字を当てるの?面白そう!私もやってみたい!

メモを取る必要があるから、文字を練習中の娘には難しいかも…。
けど「遊びたい」って言ってくれているうちに遊んでみようか。
まずはメモ用紙を準備。小さい紙だと書きづらいと思ったので、A4コピー用紙を用意しました。
「メモを取りながら遊ぶゲームです」と説明すると、大きな文字でメモ用紙の中央に何かを書き出す娘…

「がんばるぞ」

よ~し!頑張るぞ!って気持ちを込めて書いた!

気合の言葉をデカデカと書いていたことに笑ってしまいました。
娘にとっては「メモをとる」ということも初めての経験。楽しんでくれればそれでいいわい。
数字タイルとついたて、質問カードも準備。数字タイルの「6」と「9」の見方を教えました。アンダーバーがついているので分かりやすいです。

また、質問カードの横に表向きにした数字タイル5枚、プレイヤー分とは別で娘に見える向きに用意。これを見本にして「例えば〜…」を説明することにしました。


数字や色の順番の見本になるし、質問カードの意味を説明する時も「例えばこの数字タイルだと…」というように話ができるので、視覚的にも説明しやすかったです。
慣れるまではこのスタイルで遊んでいこう。
質問カードも、上記でご紹介した『マスキングテープ補足』がこの時は間に合いませんでした。
場に出た全部の質問カードを読んだ上で、1番聞きたい質問を自分で選ぶことが理想なので、できるだけ簡素的にした文章で説明するよう心掛けました。

長い文章をタラタラと説明してこのゲームを嫌いになってしまわないように、この説明の部分ではかなり神経を使いました。…娘さん、お母ちゃんの説明で分かったかい?

説明を聞いてもよく分からなかったから、私の好きなカードを選んだよ!

…説明上手になれるよう精進します!
質問カードの答えを受けてからの考え方やメモの取り方など、1ターン事に「この質問でこの答えだったから、この数字の可能性があるよね、だからこの数字はお母ちゃんは持ってるかな?持ってないかな?」など、できるだけかみ砕いて丁寧に説明しました。娘も「ふむふむ」言いながら、頑張って理解しようとしていました。
ただ娘は「数字の大小」や「ひらがな」がまだ不安なところがありました。説明していても「?」と思ってしまうところが多かったので、《数字表》と《ひらがな表》、更に足し算をしやすくするために《電卓》を用意。

一桁の足し算引き算なので計算しやすいですが、他にも考えることが多いゲームなので、今回は特別に電卓OKにしました。
これを繰り返しながらゲームを進めると、だんだんと数字と色が分かってくるようになります。娘も数字が分かる度に「よし!」と言いながら喜んだ表情を見せ、達成感を味わっているようでした。

娘には『分かる喜び』『考える方法』を知ってほしかったので、手加減をしつつ、娘の初勝利で終了しました。
説明しながらだったのでプレイ時間は30分。いつもは10分前後で終わるゲームで遊ぶことが多いので、いい疲労感を感じました。

面白かった!!
私タギロン好き!!
もう一回やろう!!

まじか!嬉しいけど、もう寝る時間…(笑)
ちなみに私のメモですが、用意していた紙は息子のおえかきに活用されました。息子も一緒にタギロンを遊んだ気になっていたみたいなので、これからもタギロンの雰囲気を味わっていってほしいです。


ぼくも頑張って考えたの!
これはね、フワフワするやつ!
その後の娘はというと、メモの取り方が少しずつ分かってきたようで、はじめに数字を書いておいたり、カラーボールペンで色を分けたり出来るようになっていました。回数を重ねるごとに娘の成長がみられて嬉しいです。
余談ですが…娘が楽しんでくれたので、違うシリーズの【ヨメン】も購入してしまいました。遊ぶ日が楽しみすぎる!
感想
【6歳子ども視点】
楽しさ度★★★★☆
難易度★★★★★
オススメ度★★★★☆
6歳の娘からしたら難しい部分もあったと思いますが、想像以上に楽しんでもらえました。購入したきっかけになった【犯人は踊る】とは、また違った推理の仕方。
娘は初めて「メモをとる」という経験をしましたが、「メモって何?」というところから、「どうやって書いたら分かるかな?」など、娘にとって成長のきっかけになったのではないかと思います。
対象年齢は10歳~なので、文字や数字の大小が分からない6歳にとっては理解が難しい部分が多かったです。なので難易度の感想としては★5つ。
文字と数字が分かれば遊べるかもしれませんが、質問カードの意味が理解ができる小学校中~高学年以上のお子さんなら楽しめると思います。
最近ではハンデとして『私のターン時のみ、娘に質問した内容を私も答える』ハウスルールも活用しています。そこで得られたヒントから自分の力で頑張って考えているので、分かった分だけ「成功体験」を積み重ねることができました。
なんと言っても「数字が分かった瞬間」のスッキリした気持ちよさに、娘も虜になってしまったみたい♡
考える道筋を立てて自分で考えて勝てる、運要素の少ないゲームが娘は好きなんだな~と、娘をより知ることができました。

遊んでると頭が良くなりそう!
初めは数字の大きい小さいが分からなかったから難しかったけど、遊んだ後の今は分かるようになって、遊ぶのが楽になったよ!私はこのゲーム好き!

ぼくはお絵描きしたことが楽しかった!
【大人視点】
楽しさ度★★★★★
難易度★★★☆☆
オススメ度★★★★★
数が分かった時のスッキリ感、正解した時の完遂達成感、もう1回遊びたくなるいい意味での中毒性、相手が分かった表情をした時の焦りなど…ゲームを通じて本当に楽しい時間を過ごすことができました。
「どの質問カードを選ぶのか」によって戦況が分かれるので、自分の聞きたいことを聞くのはもちろん、聞かれたくないカードをあえて選ぶということも戦略の内の1つですね。
今回は旦那さんと2人で遊びましたが、2人プレイの方が相手とのバチバチバトル感が味わえたように感じます。娘が大きくなったり、他に一緒に遊べる大人さんが来た時に、3~4人用のルールでも遊んでみたい!

初プレイ時は、どう質問したらいいかワクワクしました。
その後何回かプレイを重ねると、自分の中でパターンが見つかりますが、自分が取りたい質問カードを相手に取られて一喜一憂するのが、たまらなく楽しい傑作です。
相手が長考することがズルい!と思ったら、タイマーを入れてもいかもしれませんね。

パズルのピースを埋めていく感覚でとても楽しめました。
戦略性のあるゲームは正直苦手ですが、数字が分かった瞬間の「キター!!」感が…もうヤミツキです。
『駆け引き』が楽しいボードゲームと言えばこちらも。【おねだりパティスリー】はスイーツを作るために他のプレイヤーからカードを「おねだり」するゲーム。おねだりを受け入れるか、自分のケーキ作りに使うか…可愛いイラストですがゲーム内容はハラグロです。

娘の5歳当時の記録になります。最近遊べていませんが、今ならもう少し遊べそう♡
皆さんも、【タギロン】で論理的思考を使った数字当てゲームを楽しんでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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