今回プレイしたボードゲームは、カードをどんどん上に積んでいくバランスゲーム【キャプテン・リノ】です!
カードをバランスよく積み上げていきながら、サイの「キャプテン・リノ」を上へ上へ動かしていくゲームです。指先を使うので手先の運動になりますし、何より集中力を使います。
5歳から遊べるゲームなので簡単な子ども向きかと思いきや、大人も本気で楽しめるゲームでした♡
そんな【キャプテン・リノ】のルールや4歳とプレイした様子をご紹介します!
キャプテン・リノの内容物
対象年齢 5歳から99歳
2人から5人用
所要時間10~15分
屋根カード…31枚
壁カード…28枚
土台…1枚
キャプテン・リノ…1人
説明書…1冊
キャプテン・リノはペットボトルのキャップくらいの大きさです。小さなお子さんの誤飲には十分お気をつけください。
ゲームの準備
土台のカードには裏表があり、「通常用」と「積み重ねヒーローの上級者用」の2つの難易度があります。どちらの難易度にするか決め、テーブルの中央に置きます。
下の画像が上級者用です。
カードを1枚しか使わないので、バランスを取るのが難しそうですね。
屋根カードを裏向きにしてよく混ぜ、各自に5枚ずつ配ります。もし2人だけで遊ぶ場合は、7枚配ります。
配られた屋根カードは手札になり、自分だけが表を見えるようにしておきます。
余ったカードは補充用の山札になります。
屋根カードの山札、壁カードの山札を、土台から少し離れた、誰からも手が届く場所に置き、キャプテン・リノを用意したら、準備ができました。
ルール説明
一番最近いいことをした人、もしくは一番年下の人から、1人ずつ時計回りに順番が回ります。
1枚もしくは2枚の壁カードを、土台カードの上に置ていきます。
土台カードには壁カードを立てる線が書いてあり、その線に沿って壁カードを折り曲げ、線に沿って立てていきます。
必要な分の壁カードを立てたら、手札の屋根カードを1枚上に置きます。
こうして順番は次の人に回ります。
●大切な建設のルール
・積み重ねるときは両手を使えます。
・触っていいのは、置こうとしている壁カードか屋根カードだけです。
・壁カードを曲げる角度や立てる位置は、できる限り正確に線に合わせます。
・屋根カードは、真上から見たときに、必ず土台と同じ位置になるように揃えて置きます。
●屋根カードにある印の種類
【方向転換】
順番が逆回りになります。(2人で遊んでいるときは関係ありません)
【1回休み】
次の番の人は1回休みになります。(2人で遊んでいるときは、「次の次の人」なので再び自分の番になります)
【追加のカード】
次の番の人は、新しい階層を建て始める前に、屋根カードの山札から1枚引きます。
【2枚重ね】
この屋根カードの上に、更にもう1枚屋根カードを重ねます。自分の手札から好きなカードを出すことができますが、同じ「2枚重ねカード」は置くことができません。もし2枚重ねカードしか手札になかったり、手札が1枚もなかったりした場合、次の順番の人からカードを1枚貰い、それを自分の手札として重ねなければなりません。もし何らかのマークがあれば、自分でカードを出したものとして扱います。
【キャプテン・リノ】
次の人は、自分の番になったら、まずキャプテン・リノを今いるところから、この新しいキャプテン・リノの印のところまで移動させなければなりません。
ゲームの終わり方
次のいずれかの時、直ちにゲーム終了です。
【誰かが手札の最後の屋根カードを無事に置けたとき】
→マンション建設のスーパーパワーを持っているその人が勝ちです。
【高層マンションが倒壊してしまったとき】
→マンションを倒壊させた人は負けです。そのほかの人で、手札の屋根カードが一番少ない人が勝ちです。もし同じ枚数だった場合、手札のカードに印がより多く残っている人が勝ちです。
③建設で壁カードが全て使われたとき
→全員がスーパーヒーローとして勝ちです。
4歳娘とやってみました
今回は娘と私の2人でプレイします!
実は娘、旦那さんと1回やったことあるらしく「これ、私知ってるから教えてあげるよー!」とやる気満々(笑)
下準備を率先してやってくれました。
壁カードは、『線の通りに折り曲げる』ようなのですが…これがなかなかしっかり曲がらない(´д`)
だんだんと開いてきてしまいます。あまり爪を立てて折り目をつけたくないし、諦めてこのままやっていくことにします。
多少線の通りでなくても、屋根カードがバランスよく置ければ問題なさそうです。
娘は、手札の屋根カードについているマークなんてお構いなしに、どんどんと置いていきます。
子どもは、手札のマークよりも崩さないように乗せることに全集中しているようでした。
あ、キャプテン・リノのマークだけは分かっていて、「この子が登っていきま〜す」と嬉しそうでした♡
このリノのフォルムが何とも言えない…ムキムキ過ぎず、可愛いです!
キャプテン・リノを乗せることで重みがかかり、全体のバランスが変わります。ただカードを積み上げるだけでは味わえないハラハラ感です(ノ*0*)ノ
キャプテン・リノを移動させるのもハラハラ…子どもの指の長さだと、リノだけ取り出すのは大変そうでした。
ここで問題が発生!
高くなればなるほど、子どもの手が届かないのです!
そりゃそうだよなぁ〜(笑)
平らな床もしくはローテーブルでプレイすることをお勧めします!!
娘が崩してしまいゲーム終了。建設のスーパーパワーをゲットすることはできませんでした。
負けてしまった娘ですが、高く積み上がったカードが崩れるのが楽しかったようで、「またやりたい!」と意気込んでいました。次はフローリングでリベンジします!!
感想
【4歳子ども視点】
楽しさ度★★★★☆
難易度★★★★☆
おすすめ度★★★★☆
子どもの手では、リノを動かしたりカードを積んだりする場面で苦戦することもありましたが、いい指先の運動になりそうです。
部屋カードにはそれぞれ違った可愛いイラストもあり、見ていても楽しいです。屋根カードのマークは、それほど考えなくても楽しめました!キャプテン・リノだけ分かっていれば十分、もう少し大きくなってルールが分かるようになってからマークを有効にするでもいいかもしれません。
そしてそして、お子さんとプレイする場合は、平らな床かローテーブルがお勧め!手が届かなくなってしまいますのでご注意を!
【大人視点】
楽しさ度★★★★☆
難易度★★★☆☆
おすすめ度★★★★☆
お子さんとプレイするだけでなく、大人同士でも本気で楽しめるゲームです。
マークのルールを考えると、2人より3人以上でプレイしたほうが楽しめるかと思います。準備も簡単なので、すぐに始められます。大人も指先の運動や、集中力の向上に期待!
ただ心配なのは、カードを折り曲げることで、曲がった部分の劣化が進んでしまうのではないかということ。しっかりとした作りのカードなので、あまり爪を立てたりしなければ大丈夫だとは思いますが…大切に遊んでいこうと思います。
皆さんも、【キャプテン・リノ】をぜひプレイしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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