ビスケットを1番食べられるのは誰にゃ?【ワンニャービスケッツ】

ボードゲーム

今回ご紹介するゲームは、美味しそうなビスケットを集めるカードゲーム【ワンニャービスケッツ/WoofMeow BISCUITS】です。

プレーヤーはワンちゃんとにゃんこになり、飼い主に見つからないように美味しそうなビスケットを食べようとします。
ドアからビスケットのあるテーブルまで14歩あり、ビスケットをゲットするにはカードを出してピッタリ「14」にしなければならず、オーバーすると飼い主に見つかってペナルティに…誰が一番、こっそりとビスケットを食べることができるのか?!

4歳と遊んだ様子に加え、成長した2歳・5歳の子どもたちの遊び方もご紹介します

すう子
すう子

ビスケットもですが、可愛いイラストで4歳の娘も大好きなゲームです。

Amazon.co.jp
スポンサーリンク

【ワンニャービスケッツ】の内容物

対象年齢6歳〜
2〜5人用
所要時間15〜25分

カード…33枚
ビスケット…9枚
警告マーク…9枚

すう子
すう子

じゅるり…バターのいい香りがしてきそう…

ラッピングしてある袋は、元から入っていたものです。ボードゲームのコンポーネントが入っている袋は透明なものが多いと思っていましたが、こちらは可愛くて捨てられません。

ビスケットの大きさはペットボトルキャップくらいです。お子さんやご高齢の方は特に誤飲にお気をつけください。

すう子
すう子

ビスケットはプラスチック製、警告マークは厚紙でした。

ゲームの準備

カードを裏向きでよく混ぜ、各プレーヤーに3枚ずつ配ります。残りのカードは山札として場の中央に置きます。

ビスケットと警告マークは、山札の近くに置きます。

ゲームのルール

家にワンちゃんとにゃんこを、1番たくさん飼っている人からゲームを始めます。

山札から1枚引き、それを含めた4枚の手札の中から場に1枚出します
カードが出される度に、中央の場のカードの合計が増えていきます。ちょうど「14」になったら、ビスケットを1枚もらえます。
もし合計が14を超えた場合は、飼い主に気づかれてしまいます。その場合、警告マークを1枚取らなければいけません。

ビスケットまたは警告マークが取られた後、中央の場のカードを全て捨て札置き場に移し、次の人から改めて場の1枚目を出します。

カードには特別な効果が書かれたものがあり、そのカードが出されたら、すぐにその効果を適用します。

後退
マイナス1として、場の合計が1減ります。0から減ってマイナス1やマイナス2になることもあります。

回転
カードを出す順番が逆回りになります。最初は時計回りですが、これが出されると逆順に、また出されると元通りになります。

骨カード
出された以降の人の番では、にゃんこカードを出してはいけません。

骨カードが場に出たあとは、全員ワンちゃんカードと特別な効果カードしか出せなくなります。誰かがビスケットか警告マークを手に入れて、場のカードが全て捨てられるまで、にゃんこカードをだしてはいけません。場に骨カードが出された後なのに、うっかりにゃんこカードを出した人や、手札ににゃんこカードしかない人は、直ちに警告マークをもらい、場のカードを全て捨て札置き場に移さなければなりません。

山札が尽きたら、「山札から1枚引く」をしないまま続け、全員の手札がなくなるまでゲームを続けます。
全員の手札がなくなったら、これて《1ラウンド》終了です。
場のカードと捨て札置き場の全てのカードを混ぜて新しい山札を作り、次のラウンドを始めます。
次のラウンドは、前のラウンドで最後にカードを出した人から始めます。

1ゲームは、だいたい3〜4ラウンド、つまり山札と手札が3〜4回なくなるくらいです。

ゲームの終了

ビスケットか警告マークのどちらかが全て取られたら、ただちにゲーム終了です。
各自、自分の得点を集計します。

ビスケット→1枚7点
警告マーク→1枚−3点

合計得点がもっとも高い人が勝ちです。
同点1位のときは、その人たちで勝利を分かち合いましょう!

上級ルール

上級ルールでは、ビスケットと警告マークは使用せず、カードのみ使用します。得点記録のための紙とペンをご準備ください。

各自3枚ずつカードを配り、ゲームスタート。
カードを出していき、足された数を言うところまでは通常ルールと変わりありません。

●ちょうど「14」になった場合…
特殊効果カードを含む、今回場に出された全てのカードの数を数え、その分だけを得点として記録します。

●「14」を超えてしまった場合…
場のカードの枚数の分だけ減点として記録します。(0より下にはなりません)

●場に骨カードがあるのににゃんこカードを出した場合…
「14」を超えてしまった場合と同様に、場のカードの枚数分だけ減点してから、場札をすべて捨て札置き場に移動させます。

3ラウンドでゲーム終了とし、記録した合計得点が最も高い人が勝ちです。

4歳娘とやってみました

まずはどんなゲームか見せてみます。
美味しそうなビスケットに、娘も心奪われている様子…。

娘殿
娘殿

おいしそう!

すう子
すう子

だよね!美味しそうだよね!

けどニセモノだから食べないでね〜。

4歳娘のレベルですが、難しい足し算引き算の部分はまだ分からないけど、書いてある数字はわかる、1を足すくらいなら分かる程度です。
「14になったらビスケットをもらえる」ことを教え、とりあえず好きなカードを出してもらうことにしました。

あ、ちなみに今回も、手札用に木の棒を使用しています!
こちらはDIYで余った木材ですが、この溝がカードを刺しておくのに丁度良く、子どもの小さい手では持ちきれないカードを見やすくしてくれます。二枚窓を作るときに使用したもので、ホームセンターなどで販売されています。

カードを一生懸命持とうとして落ちてしまったり、カードが曲がってしまうのを防げます。

すう子
すう子

DIYで余った廃材を使っています。このカード立ての塗装をいつも忘れてしまい、「またでいっか」と思ってまた忘れ…の無限ループ継続中です。

カードを出して、現在の合計の数を言ってきます。
簡単な足し算ですが、これが大人も頭を使います。普段どれだけ脳を使ってないか痛感しました。

娘には、「今10だから、あと4があればビスケットもらえるよ」などとヒントになる声がけをしながら進めていきます。

ちょうど良く「14」になり、1つ目のビスケットは娘がゲットしました!

娘殿
娘殿

やったー!私の大好きビスケット!

効果カードはそれほど気にしなくても十分楽しめました。とりあえず数字のカード出してけ〜って感じでも楽しめます。骨カードの時だけはにゃんこカードを出してはいけないので、その後のサポートが必要でした。

山札を全て取り終え、手札も出し切って1ラウンド終了。ゲーム開始から10分くらい経っていたので、今回はこれにてゲームセットにしました。
本来ならば、ビスケットか警告マークがなくなるまで続けるようなので、低年齢のお子さんとのプレイだと30分くらいはかかるかと思います。(私たちの1ゲーム分は、警告マーク2枚、ビスケット3枚でした)

得点の高かった娘の勝利!
可愛いゲームですが、足し算引き算が分かるようになってからの方が、スムーズにゲームできるかな?とにかくビスケットが気に入ったようでした。

5歳になった今では?

5歳になった今では、計算もスムーズに出来るようになりました。昔は1ラウンドでゲーム終了にしていましたが、ビスケットか警告マークが尽きるまで継続して遊ぶこともでき、更に楽しい時間を過ごしています。

以前の娘はカード立てを使わないとカードを持つことができませんでしたが、手が大きく器用になってきたので、カード立てが無くても持てるようになりました。

すう子
すう子

カードを持つ手が日に日に大きくなっていて、子どもの成長を感じます。

計算ですが、最近は指を使って考える方法で足し算引き算をしているようです。色々な方法を試しましたが、娘にはこのやり方が一番合っていたようです。

娘殿
娘殿

チョコケーキが4こ、ショートケーキが1こだから、全部で…5このケーキ!

すう子
すう子

娘は頭の中で計算する時は、いつも『ケーキ』に置き換えて考えているようです。私にはない発想…面白い!

計算も簡単なので、足し算が分かり始めた未就学児さんから楽しむことができそうです。

ちなみに2歳の息子ですが、言わずもがなビスケットに興味津々でした。

小さいものをつかむ練習にはいいかもしれないですが、常に見守りは必要かもしれません。

息子殿
息子殿

ぼくの!たべていーい?

すう子
すう子

待て待て待てーい!

うちの2歳にはまだ足し算は難しいのでゲームでは遊べませんでしたが、何歳からできるようになるのか、今から楽しみです。

感想

【4歳子ども視点】
楽しさ度★★★★☆
難易度★★★★☆
おすすめ度★★★★☆

自分で計算する必要があるので4歳には難易度が高めでした。ですが、ビスケットやカードなど可愛さ溢れる小物に大興奮!ルールは難しいけど、またやりたい楽しいゲームだったようです。
足し算引き算が分かる小学生のお子さんなら、スムーズに、かつ戦略を練ってより楽しめると思います。

5歳になった今では計算もゆっくり1人でできるので、足し算引き算の練習にもいいかもしれません。ただ計算でいっぱいいっぱいになっている状況なので、まだ戦略を練ったり相手のカードを予測するところまでできない様子でした。なので、これから先もいっぱい楽しめそうです。

すう子
すう子

成長するにつれて遊び方にも変化がありますよね。小さい頃から同じゲームで遊ぶことで、視覚的に成長した部分を見ることができるので、親としては毎回感動です。

【大人視点】
楽しさ度★★★☆☆
難易度★★★☆☆
おすすめ度★★★★☆

数を「14」に合わせるだけの計算なので一見簡単そうですが、他の人が出したカードを見ながら今の数を計算し、自分が勝つためにどのカードを出すのか考えるので、大人も結構頭を使います。普段頭を使っていない私は、計算だけで脳みそパンクしてました。
2人だけだと有効にならないカード(順番が逆回りになるカード)があるので、計算ができるお子さんや大人同士でプレイするなら、3人以上がおすすめです!

すう子
すう子

簡単な計算なので、じじばばと娘で遊んでも楽しそうだと思いました。じじばばは孫と遊べて楽しいし、私は両親の認知機能を見れるので安心だし…一石二鳥です。

そんな楽しいボードゲーム【ワンニャービスケッツ】をぜひお試しください。

Amazon.co.jp

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ボードゲーム小学生以上におすすめ
スポンサーリンク

ボードゲームやトイで遊ぶことが大好きな主婦。3歳息子・6歳娘・ゲーム愛好家の夫と4人暮らし。Twitterでの情報収集や、おもちゃ屋や本屋で新たなゲームを探し出すことに全力を注ぐ。初めて夫と遊んだボドゲは【Dixit】。子どもたちのお気に入りは【キャプテン・リノ】【ラビリンスJr】

すう子をフォローする
よろしければシェアをお願いします
すう子をフォローする
今日、家族でゲームしない?

コメント

タイトルとURLをコピーしました