皆さんこんにちは!
《今日、家族でゲームしない?》のブログへようこそ♪
お母ちゃんのすう子です。
今回ご紹介する作品は、数々の賞に輝くドイツのナンバー1カードゲーム!
その名も【ニムト】

1994年 ドイツゲーム大賞受賞作品
数字がメインのゲームなので、小学生になってから算数の勉強を日々頑張っている娘と遊んでみたかった!

小学生になってから、好きなボードゲームのジャンルが分かってきた娘さん。
数字を使ったゲームは、娘の好きなジャンルの1つです。
そんな【ニムト】のルール説明や、小学1年生の娘・保育園年少さんの息子と遊んでみた様子などをご紹介。
ニムト購入前の参考にしていただけたら嬉しいです。

子どもから大人までみんなで遊べるお手軽カードゲーム♪
ぜひ一家にひとつニムトをッ!
内容物
メーカー…AMIGO
日本販売元…メビウスゲームズ
ゲームデザイン…ヴォルフガング・クラマー氏
対象年齢…8歳~
2~10人用
所要時間…30分
牛カード…104枚
ルール説明書…1枚
1~104まで書かれたカード。数字が大きく書かれています。「6」と「9」もピリオドで分かりやすくなっていました。
カードの上下部に描かれた「牛」の数はマイナスポイントとして数えます。このゲームは、誰かの失点が66点を超えた時点でゲーム終了になり、手札終了(ラウンド)ごと得点計算をします。


カードの数字や牛は逆さから見ても分かりやすいですね。
牛さんの数ごとにカードの色が違います。つまり55は激アツ!!
カードサイズは8.7センチ×5.5センチ。表面に加工がされていて少しザラザラしているので、テーブルにピタッとくっつかずめくりやすい~!


箱も手の平サイズでコンパクト!本棚などにも収まりやすく、これなら収納場所にも困りませんね♪


内容物がたくさん入っているボードゲームは箱も大きいものが多いですが、こちらはカードだけなのでコンパクト!箱も黄色でカッコいい~♡
ルール説明
- 104枚のカードを全て混ぜ、裏向きのまま各プレイヤーに10枚ずつ配る。
- この他に4枚のカードを表にして中央に縦に並べる。
- 余ったカードは使わない。

- 全員、手札から1枚好きなカードを選んで、裏向きのまま前に出す。
- 全員がカードを出したら、一斉にそのカードを表にする。
- 出したカードに書かれた数字が小さいプレイヤーから、中央にあるカードのうち一番近い数字が置かれた列に並べる。

- 中央のカードは5枚までしか並べることが出来ない。
- 6枚目になってしまう場合、それまでに並べた5枚のカードを全て引き取り、失点として自分の前に置く。(手札には加えない)


- 出したカードを、その列の1枚目として並べる。

- 出したカードの数字が、どの列よりも小さく置けない場合は、好きな列を選んで引き取り、新たにその列の先頭のカードとして置く。


- 手札がなくなるまで10回行うと、1ラウンド終了。
- カードに書かれた牛のマークの数が失点になる。白いカード(牛マーク1つ)はマイナス1点、色付きカードはマイナス2~7点。

- 数回ラウンドを繰り返し、誰かの失点が66点を超えたらゲーム終了。
- 1番失点の少ないプレイヤーが勝利。

基本ルールをたっぷり遊ばれた方にはバリエーションルールもあります。これなら飽きずに長~くた~っぷり遊べますね!
小学1年生と遊んでみました
娘と遊びたくて遊びたくて堪らなかった【ニムト】、さっそく娘にお披露目です。

娘~、数を使ったゲームがあるんだけど…一緒に遊ばない?

いいよ~!
私、数字得意だからな~♪
小学1年生の娘は、授業で算数を絶賛勉強中。
数字の大きい小さいを考えたり、足し算や引き算をしたりと、ちょうど勉強している範囲が【ニムト】と一緒!

ボードゲームで楽しく遊びながら、ちゃっかり学びにもなれば一石二鳥ですよね!
娘は、足し算引き算を使ったボードゲームは割と得意。保育園時代から色々なボードゲームで遊んでいたので、算数の授業が始まってからも数に抵抗なく学べているようです。
さてさて、新しいゲームを開封するときのお楽しみ♡シュリンクを外す作業は、今回は娘に担当してもらいました。開けやすくなっているので子どもでも取りやすい〜!


お菓子のビニールを外すみたいだった!
自分で外すと、なんだか私のものになったみたい♡
10枚ずつ配り、初めに並べる4枚をセットします。全体的に大きめの数字が並びました。


カードきりが甘かった~!
これが後でどう影響するのだろう…ドキドキ。
最初に出す1枚を選んで、裏向きに出します。
「せーのっ!」

私は「49」娘は「72」、私の方が小さい数字だったので、私から並べていきます。
娘には『出したいカードの数字と並んでるカードの数を比較して、その数字より大きくて1番近い数字(カード)はどこか』を自分で考えてもらうようにしました。これを考えることが難しかったみたい。

72に近いのは84だよね?
え?65??
近くて大きい…お母ちゃん教えて~!

2つ以上のことを同時に考えるのって難しいですよね。
近い数字は分かる。けど、自分の出したカードの方が数字が大きくないといけないので、その条件に合った場所を見つけるのが難しかったようです。
ヒントを出しつつ、手札をどんどん出していきます。
数の計算がしやすいように、娘には伝家の宝刀『電卓』をプレゼント!引き算をしながら近い数字を見つけていました。
そんな中娘から困った様子で「1は出せる?」と質問が…。
大きさに注目しすぎてしまい、小さい数字は出せないものと勘違いしてしまった様子。
置くならどこかの列を引き取らなければいけないことを伝え、場所は自分で選んでもらいました。


牛さんのマークがマイナスポイントになるから、牛さんが少ない列がいいよ。
ちなみにお母ちゃんのおすすめはこの列!(一気に8点の列)

それ1番多いじゃん!絶対いらない!!
ちょっと待ってて、牛さんの数を数えるから!
ちゃんと失点の少ない列を引き取りました。娘、いじわる言ってごめんね(笑)
近い数字の場所にカードを並べていく簡単なルールですが、1ターンごと考えることがたくさんあり、戦略的な要素もあってとっても面白い!
考えるヒントは出しましたが、娘が勝つための手加減はほとんどせず、私も娘と本気で楽しむことが出来ました。
算数を勉強中の娘にとっては難しい部分もあったようですが、時間をかけながら自分の力で考えられており、ターンを重ねるごとその考えるスピードも速くなっていました。繰り返すうちに、考え方が分かってきたみたいです。

手札10枚を出した時点でゲーム終了に。娘−11点・私−15点で娘の勝利!ルール説明をしながらだったのでプレイ時間は約10分でした。
分かりやすいルールでサクサクプレイが楽しめました。カード運や戦略的な要素もありますが、ゲームの得意・不得意はそれほど関係なく、ターンごと変化があって面白い!

娘と本気で遊べるゲームが増えて私も嬉しい〜♡
3歳の反応は?
まだ数字の大きさは分からない3歳の息子とも遊んでみました。
私&息子vs娘
カードは息子の直感に任せて選んでもらいました。…何事もフィーリングって大事ですよね(笑)


なんかこれ「クワガタ」みたいだね!
え!牛なの?!うしだったんかーい!!

確かに虫に見えなくもない…
これは牛!これは牛!!
カードを引き取っても「カードが増えた」と喜ぶ息子さん、色付きのカードは更に喜んでいました。
どの列も枚数が多くなってきました。こうなると、小さい数字を出して「102」と「103」を早めに引き取りたい…。

息子にそっとアドバイスをし、無事に失点の少ないカードをゲットできました。


やったー!カードが増えたー!

最後の得点計算に使うから、手札とは別にしておいてね~。
息子は「カードの枚数が多い人が勝ち」という勝利条件が身に染みているようです。
今回も、1回手札を出し切った時点で終了に。息子には、1点のカード枚数を数えてもらいました。

娘には、前回同様に電卓を進呈。

結果、娘−12点・息子−13点で今回も娘の勝利。

私、ニムト得意になっちゃったかも♡
次は電卓使わないで足し算してみようかな!

カードいっぱいもらえた~!
(負けたけど、カードがたくさん貰えて嬉しかったみたいです)
適当にカードを選ぶことで、ゲームとしては自分も相手も面白くなくなっちゃうかな?と心配していましたが、何を出しても変化が生まれ、みんなと同じように失点に一喜一憂しながらゲームの時間を楽しんでいました。
一緒に遊んだ娘は前回の経験を活かし、5枚置かれた列には置かないように考えながらカードを出していました。
感想
【子ども視点】
楽しさ度★★★★★
難易度★★★☆☆
おすすめ度★★★★★
ルールは分かりやすいのに、カード選びが悩ましいニムト!もっと早く買っておけば良かった~!!(笑)
数字の大小を理解し始めた小学一年生以上のお子さんなら、ルールを理解した上でゲーム楽むことができるでしょう。
3歳の息子はルール自体は分かっていないですが、好きなカードを出して、置けたらラッキー!6枚目になっちゃったら残念ー!と、流れに任せたその場の雰囲気を楽しむことができていたようです。運要素が強くなったように感じましたが、たとえ当てずっぽうにカードを出しても「負けるとは限らない」というところがこのゲームの面白さなのだと思います。
66点までだとプレイ時間が長くなってしまいますが、手札を出し切ったタイミングで終わりの得点計算をすれば5分~10分で遊ぶことができました。ラウンドの切れ目がちょくちょくあるので、お子さんの様子で調整できそうですね。

おっきい数字とちっさい数字が分からない人も、遊んでたら分かるようになりそうだね!

カードたくさんもらえたよ!
負けちゃったけど、次は勝ちます!
【大人視点】
楽しさ度★★★★★
難易度★★☆☆☆
おすすめ度★★★★★
お子さんだけでなく、大人様にもぜひ楽しんでもらいたい作品!
カードだけでゲームが完結する手軽さがありながら、ゲーム内容はバチバチ!道筋を立てて戦略的に攻めるのも良し、手堅く失点数を抑えに行くのも良し、カード運にも左右される展開に夢中になってしまうこと間違いなしです。
最大10人で遊べますが、人数が多ければ多いほどカードが目まぐるしく変わり、ドキドキした先の読めない展開が楽しめるのではないでしょうか。そのわちゃわちゃ感もイイ♡
ルールも分かりやすいので難易度は低めだと思います。初めてさんともすぐに遊び始められそうですね。
お手軽なボードゲームのオススメを聞かれたら「ニムト!」と答えるでしょう。それくらい私も夢中になってしまう作品でした。

大人も子どもも関係なくみんなで楽しめる良ゲーム!本当にもっと早く買っておけばよかった〜!
予想していたところに置けなかったり、手札がなくなるにつれて引き取るカードが多くなったり…先の読めない展開がヤミツキ!もっと遊びたい!!
今回のゲームデザイナーさんであるヴォルフガング・クラマー氏のボードゲームはこちらも!【ミッドナイトパーティ】は、おばけのヒューゴ君に捕まらないように部屋に隠れるドキドキのかくれんぼゲーム!子どもたちも小さいときから遊んでいます。※現在はリメイク版の【ヒューゴ オバケと鬼ごっこ】が販売されています。
皆さんも【ニムト】で、数字から生まれるドラマの虜になってみませんか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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