皆さんこんにちは!ボードゲーム大好きすう子です。当ブログに遊びに来てくださってありがとうございます!
ゆるくゆるく更新してきた当ブログも、今回で50記事になりました!これからも、のんびりと家族で遊んだボードゲームの紹介をしていきますので、皆様どうぞよろしくお願いします!
ということで、記念すべき50記事目のボードゲームは…満を持して登場!Schmidt【スカルキング】です!
『トリックテイキング』略して『トリテ』と呼ばれるゲームジャンルですが、お恥ずかしながら私がトリテを知ったのは、ボードゲームに熱を入れ始めてしばらく経ってからでした。
トリックテイキングゲームではまず、各プレイヤーに同じ枚数の手札を裏向きに配る。枚数は遊戯毎に違う。札を配り終わったら、札が無くなるまでトリックと呼ばれるミニゲームを繰り返し、各ミニゲーム毎に勝者を決める。勝った(テイクした)トリックの数が最も多い人がゲームの勝者になる。
Wikipediaより抜粋
まだまだ知らないゲームが世の中にはたくさんあるんだと考えるだけでワクワクします!ボードゲームって本当に沼が深い…
スカルキングはパッケージのドクロがちょっぴり怖く、年中さんの娘が遊んでくれるのか心配でしたが、年長さんの今では娘の得意ゲームの1つになっています。
そんなスカルキングの内容物やルール、当時4歳(年中)の反応や5歳になった今の遊び方をご紹介します。
内容物
対象年齢…8歳〜
2〜6人用
所要時間…30分
カード…66枚
説明書…3枚
得点表50枚
カードは、一般的なトランプのサイズと比べると小さいですが、子どもの小さい手なら持ちやすそうでした。
ちなみに、スリーブは【写真用クリアパック(ダイソー)】がぴったり!教えてくださったフォロワーさんに感謝〜!
得点表は50枚(両面印刷)あり、見た目はシンプルです。
こういう紙の付属品、使うのがもったいなく思ってしまいます。子どもの頃から、メモ帳やシールなどもったいなくて使えないタイプでした。貧乏性?いやいやそんな訳…え?
説明書は3枚入っていましたが、日本語表記はありませんでした。はい、詰みました。
パッケージを見て日本語訳は無いかな〜と思っていましたが、まさか英語訳すら無いとは…
ただ1か所だけ読めましたよ!ヨーッホーッホー!(笑)
ルール説明
※写真の中にサイコロが出てくるものがありますが、ターン数を分かりやすくしたもので、付属品ではありません。
- スタートプレイヤーを決める。
- 1ラウンド目ならプレイヤー全員に1枚ずつカードを配る。
- 自分の手札を見て、「何回勝てるのか」を予想する。
- 決まったら、「ヨーホーッホー!」の掛け声とともに、勝てる数を指で出す。※1回も勝てないならグー、1回なら指1本、2回勝てるなら指2本を出す。
- スタートプレイヤーから好きなカードを中央に、相手に見えるよう表向きに出す。
- 自分の手札に、『同じ色の数字カード』がある場合、必ずそのカードを出さなければいけない。(ない場合は好きなカードを出せる)
- 海賊やスカルキング等の数字カード以外のカードを出したい場合は、同じ色の数字カードを持っていたとしても出すことができる。
- 下の写真のような場合、同じ色のカードで数字が大きい方が1勝。
- 獲得した得点をメモしておく。※得点は下記参照
- すべてのカードを合わせてシャッフルし、次のラウンド数の分各プレイヤーに配布する。
- 2ラウンド目以降も、同じゲームを繰り返す。ただしカードは1枚ずつ出し、2ラウンド目なら2回、3ラウンド目なら3回ゲームを行う。
- スタートプレイヤーは、その前の勝負での勝者となる。
- スタートプレイヤーが数字以外のカードを出した場合、次に初めて出た数字カードの色をフォローする(スタートプレイヤーと同じで、その後のプレイヤーは持っていれば必ず出す)
- 同じ種類のカードを出している状態で勝利する場合は、1番目にそのカードを出した人が勝ち。
- これを10ターンまで繰り返し、最終得点数の高い人の勝利。
得点計算
- 予想が当たっていた場合…勝った数×20点プラス
- 予想が外れた場合…予想した勝利数と実際の勝利数の差×10点マイナス
- 0と予想して当たっていた場合…そのターン数×10点プラス
- 0と予想して外れた場合…そのターン数×10点マイナス
☆ボーナス☆
- スカルキングで海賊に勝利し、更に予想勝利数も合っていた場合…場に出ている海賊の人数×30点プラス
- マーメイドでスカルキングに勝利し、更に予想勝利数も合っていた場合…50点プラス
慣れるまでは、得点やボーナスを気にせず『予想と合わせる』だけでも十分楽しいです!
カードの種類と強さ
数字カードの4色なら黒が1番強く、同じ色の中なら大きい数字が強い。
海賊とマーメイドなら、海賊が強い。
スカルキングと海賊なら、スカルキングが強い。
マーメイドとスカルキングなら、マーメイドが強い。
スカルキング・海賊・マーメイドが同時に場に出た場合は、マーメイドが勝つ。
きまぐれメリーは、出した時に『海賊』か『白旗』か選ぶことができる。
白旗は、出せば必ず負ける。
※ただし全員が白旗の場合、はじめに白旗を出した人の勝ちになる。
予想勝利数が分からなくならないよう、数字を書いた紙やポーカーチップ、10面サイコロなどがあると便利です。
10面サイコロはダイソーやセリアなどの100均にあります。カラーや種類も豊富なので、ぜひチェックしてみてください。
4歳(年中さん)の娘の反応
怖いものが苦手な娘、箱絵は『THE・ドクロ』。
想像した通りビビってビビって怖がって、初日は全く遊びませんでした。
ガイコツ怖い…
ん〜、お母ちゃんが遊んでいいよ。
確かに私が欲しかったボードゲームですが、だがしかし!娘とも遊んでみたい…。
初めは無理強いしない程度にカードを愛でてみるか。
『カードに慣れる』ということ目標に、まずはごっこ遊びやカードの中からマーメイドや女の人のカードを見つけるゲームから始めました。
どのカードも裏面は箱絵と同じドクロのイラストです。怖い雰囲気ですが、このイラストを見た娘が一言…
私見つけちゃったんだよね〜!
ほら、ハートだよ!ハート♡
これ、テレビに出せるかな?
おお!ほんとだハートだね!
どんな場面でも可愛い部分を見つけることができる娘を、改めて尊敬しました。
…テレビ紹介されるかな?(笑)
購入して数日後、ついに初プレイ出来る日がやってきました。
息子も一緒に「ヨーッホーッホー!」
1ラウンド目は手札1枚、2ラウンド目は2枚なので、はじめは枚数の少ない状態で繰り返し遊んでみます。勝ち方で得点が違う場合もありますが、得点は関係なく『予想と合っているか』で勝敗を決めることにしました。
ヨーッホーッホー!
この掛け声面白い!
得点を計算するほうがワクワクして楽しい部分もありますが、子どもも分かりやすいように予想の正解数で勝ち負けを決めることにしました。こちらの方が単純で子どもには分かりやすい!
ルールやカードの種類、どのカードが強いのか?等を覚えることは4歳児には難しいですが、カードを見せ、1ラウンドずつ教えながら『同じ色のカードを持っていたら、負けが確実でも出さなければいけない』『カラーなら黒が強い』『数字より人が強い』『ターンの勝負に負けたとしても、自分の予想と合わせることの方が重要』など、ポイントになる部分をその都度教えていきます。
ルールブックを読んだだけでは分からないこともありますが、娘に話をすることで私自身理解できる部分もありました。
娘に説明することで頭も整頓されていきます。スッキリ〜!
「ヨーッホーッホー」の掛け声と、大人な雰囲気を醸し出している女の子カード、更には勝負に負けても予想があっていれば勝ちになる今までにないゲーム展開に、次第にスカルキングの虜になる娘さん。
これ私得意になっちゃったかもー?!
はじめはどうなることかと思ったけど、無事に遊べるようになってヨカッタ…(泣)
4歳の年中さんの時期は、ルールを簡素的なハウスルールで遊ぶことが多かったです。
具体的には、
①多くて5ターンまで
②得点計算なし
③勝敗予想が1番合っていた人の勝利です。
怖がって遊んでもらえないかと思っていたので、遊んでくれたことに感謝しかありませんでした。
5歳(年長さん)になった今では…
毎日遊んでいたわけではないスカルキングですが、1度ルールを覚えてしまえば、間が空いてしまってもルールの振り返りをしなくても遊ぶことが出来ていました。
娘〜!スカルキングで遊ぼう〜!
う〜ん…1回だけね。
お母ちゃん、本当にスカルキング好きだね。
あ〜りがとうございま〜す!(泣)
年長さんになってから、何かとお忙しい娘様。たまにでも遊んでくれたなら母は嬉しいよ〜!
足し算が分かるようになってきた娘とは、得点表に記入したり、チップを用いて何となく海賊の雰囲気を出してみたり、「ヨーッホーッホー」の掛け声に気合を入れたり(笑)…もちろん今までのハウスルールでも遊んだりと、色々な遊び方で楽しむことが出来るようになりました。特にポーカーチップは、視覚的にも見て分かりやすかったのでオススメです!
2歳の息子ともカードを愛でることが増えましたが、息子は赤い鳥さんがお気に入りです。いつか息子とも遊べるようになりたいな〜。
感想
【子ども視点】
楽しさ度★★★★☆
難易度★★★★☆
オススメ度★★★★☆
子どもにはルールが難しそうだと思っていましたが、少ない手札を繰り返し遊ぶことで子どもも理解しやすかったようです。手札をオープンにしながらカードの強さを教え、スタートプレイヤーを娘で固定することで、程よく忖度することができました。 ラウンドで勝つだけではなく、負けることも必要ということを理解出来るようになれば、どんなトリックテイキングゲームも楽しめると思います。
足し算が出来るようになったら、得点計算をお子さんにお任せしてもいいですね。
怖い絵だったけど、マーメイドが強いおじさん(スカルキング)に勝てるってのがいい!だって、私マーメイドが超お気に入りなんだもん!
トリックテイキング初心者さんには、ダイソー【スポーツフェスタ】もオススメです。サンリオのキャラクターが可愛く、スカルキングよりも単純で遊びやすいので、トリックテイキングに興味のある方はこちらから試してみてもいいですね。
【大人視点】
楽しさ度★★★★☆
難易度★★★☆☆
オススメ度★★★★★
想像以上に遊びやすいゲームでしたので、カードの強さが分かっていれば、比較的すんなりと遊べると思います。相手のバチバチのバトルをするわけではなく、基本的には自分の予想に合わせてゲームを進めていくので、私的には平和的ゲーム展開が楽しめました。
手札が弱くても、負ける予想をすることで得点がもらえるので、カード運が雀の涙ほどでも大丈夫そうです。
みなさんも、【スカルキング】でトリックテイキングゲームを楽しんでみてください。
最後まで読んでいだたきありがとうございました。
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