みなさん、【マンカラ】をご存知でしょうか?
【マンカラ】とは、世界最古の知育ゲームと言われるボードゲームです。なんと紀元前4000年前から存在し、アフリカが起源だと言われています。その後世界中に広まった『豆まきゲーム』です。
長い歴史を感じますが、どのあたりが知育になるのかよく分からずに購入していました。
ゲームは詳しく調べる前に購入することが多いので、世界最古の知育ゲームだと買った後に知りました。紀元前4000年前とか震える…今でも遊ばれているなんてびっくり!
実際に遊んでみると、数の理解が深まるし指の運動にもなるし…子どもにも大人にもいいことづくしなゲームでした。
そんな【マンカラ】の内容物やルール、遊んでみた様子をお伝えします。なお、マンカラではおはじきサイズのガラス玉を使っています。誤飲には十分お気をつけください。
プレイポップ【マンカラ】の内容物
対象年齢7歳から
2人専用
所要時間約20分
マンカラ盤…1
カラービーズ(石)…48個
説明書…1枚
中身はシンプルです。準備に時間がかからず、すぐに遊べるところが気に入ってます。
プレイポップ商品は段ボールに入っていることが多いですが、こちらは『缶』です。そのまま収納できて良かったです。(石はジップロックに入れています)
ガラスの石は透き通る青でとっても綺麗です。一般的なおはじきサイズなので誤飲には注意してください。
マンカラ盤は木でできています。蝶番でくっついていますが、木と木の間に手を挟まないように気をつけてください。
私と2歳の息子は挟みました…勢いよく開けたり閉めたりしないよう気をつけてくださいね。
また個体差があるかと思いますが、ヤスリがけが甘くなってる部分がありました。お子さんと遊ぶ前に、一度チェックしてみることをおすすめします。
ルール説明
6つのポケットに4つずつ石(色は関係なし)を置きます。両サイドのストアに入った石が得点になります。
- 順番を決め、先行のプレイヤーから石を移動させます。
- 石が入ってるポケット内の石を全て取り出し、1つずつ右隣から反時計回りで各ポケットに石を置いていきます。
- 自分のストアを通るときも1つ石を置きます。相手のストアを通るときは置きません。次のポケットに置きます。
- 最後に置いた石が自分のストアの時は続けてもう1回プレイできます。
- どちらかの陣地の石がなくなった時点でゲーム終了。自分の陣地にある石は全てストアに移し、ストアにある石の数が多い方の勝利。
『横取り』…最後に置いた石が自分の陣地の空きポケットだった場合、その石1つと反対側にある相手のポケットの石をゲットできます。
マンカラのルールには数種類あります。今回ご紹介したものは、「カラハ」と呼ばれるルールです。石の数を少なくした簡単なルールもあります。マンカラって奥が深い…
5歳娘殿と遊んでみました
実はマンカラを初めて遊んだのは、NintendoSwitchの『遊び大全』に収録されている【マンカラ】でした。
テレビゲームだとルールが分からなくてもヒントがもらえ、どうすれば勝ちなのか・相手の玉をゲットするにはどうすればいいのか等、遊びながら知ることが出来ているようでした。
Switchでルールが分かったから、こっち(実物)でも遊べるようになったよ!
お子さんそれぞれで違うと思いますが、実際に遊びながらルールを理解する方法が、娘には合っていたのかな〜と思います。私の説明より映像で見た方が理解が早いので、説明力(インスト力)をつけたいと思う今日この頃です。
アソビ大全で慣れたところで本物投入!
うちにもマンカラあったんだね!やってみたい!
わ~!おかし〜!
息子よ、クッキー缶じゃないです。
手で石を握り、それを1つずつ置いていくので、かなり手や指の運動になっているようでした。初めは1つずつ出すのが難しく、2〜3個一気に落としちゃったり、うまく出せずに苦労していました。
ふぅ、手が疲れた〜!
これは…かなり手の運動になるのでは?か…買ってよかった〜!
娘は数は数えられますが、『今ポケットには何個あって、どこを動かせば得点or横取りできるか』をすぐに理解することは難しいので、ヒントを出し一緒に考えながら進めていきます。
Switchのアソビ大全では常にヒントが出た状態で遊んでいました。いきなりノーヒントは娘にはハードルが高かったです。
ヒントをもらい、自分でも考えながら進めた娘の勝利!
『所要時間20分』と記載がありましたが、熟考せずサクサクプレイだったので10分くらいで1試合できました。準備も簡単なので、慣れれば子ども1人で準備から片づけできそうです。
ちなみに今でもマンカラで楽しく遊んでいます。初めて遊んでから3ヶ月近く経ちましたが、娘は片手で石を1つずつ落とせるようになってきました。
まだ少しヒントを出していますが、だいぶ1人で考えられるようになってきました。連続ターンと横取りが気に入っているようです。
2歳2ヶ月の息子殿の遊び方は?
誤飲の心配が減った息子殿とも遊ぶことが多くなってきました。まだ数は分かりませんが、お姉ちゃんの真似をして遊んでいます。
マンカラはたこ焼き焼けるよ〜!
大体おままごとに使われることが多いですが、特にマンカラ盤の丸いポケットがたこ焼き器に見えるみたいです。カード立てを使っておままごとのコンロを作り、焼いています。
無くさないように…口に入れないように…心配性の私は見守りを欠かせないですが、小さい石を持つことでちゃっかり息子殿も手や指の運動になっているようでした。
たまに猫ちゃん(ぬいぐるみ)のご飯にしています。色んなボードゲームを通じて想像力も育んで欲しいです。
猫ちゃんのご飯にした他のゲームはこちら↓
感想
【子ども視点】
楽しさ度★★★★☆
難易度★★★☆☆
オススメ度★★★★★
遊びながら「さすが最後の知育ゲームと言われるだけあるわ〜!」と納得してしまいました。
具体的には、お子さんの数の勉強に、手の平や指の運動、どうすれば得点になるかを考えるので先を予測する力、戦略性が身につくと思います。
娘は横取りしたり、連続でのターンが気持ちいいみたいです。あれはクセになります。
数の理解できる小学生以上のお子さんなら1人で考えて楽しめそうですが、戦略云々を重要視しないのであれば未就学児でも遊べました。
今回はアソビ大全から始めましたが、子どもが遊びやすい簡単なルールもあるので、お子さんに合わせたルールで始めてみてください。
私はマンカラが得意!何でか分からないけど、お父ちゃんとお母ちゃんに勝てるよ~!
娘は完全な直感型です。この直感・インスピレーションをずっと忘れずに持っていてほしいです。
【大人視点】
楽しさ度★★★★☆
難易度★★★☆☆
オススメ度★★★★☆
大人の脳トレにもおすすめです。大人同士なら、自分に有利になるように石を動かしたり、連続ターンになるように考えたり、じっくり考えて遊ぶことができ、心理戦要素が強くなってとても楽しいです。
準備も簡単なので初心者さんと遊ぶ時にもおすすめです。高齢者施設でのレクレーションだとルールが難しいかもしれませんが、軽度の方のレクレーションや、おじいちゃんおばあちゃんがお孫さんと一緒に遊ぶことで、ちゃっかり自分の脳トレにもなりそうです。
熟考しても娘に勝てないこともあり、自分の脳みその衰えをひしひしと感じます。
販売されているマンカラには色々な種類があります。今回我が家はトイザらスのプレイポップを購入しましたが、おはじきなどを使って手作りしてみてもいいですね。
皆さんも【playpop マンカラ】をぜひお試しください。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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