皆さんこんにちは!ボードゲーム大好き主婦、すう子です。
当ブログに遊びに来てくださってありがとうございます。
今回は、数々のボードゲームを販売されている『すごろくや』さんより、2022年10月28日新発売のこちらのゲームをご紹介!
その名も【音速飯店(オンソクハンテン)】です。
2021年発行の自費出版カードゲーム『音速厨房(オンソクチュウボウ)』を元に、原作者のSAKURA-GO-ROUNDのご家族のみなさんと1年間の試行錯誤を経て大幅にパワーアップさせたのがこの『音速飯店』です。
すごろくや公式HPより引用
中華風なデザインが惹かれるこちらのゲーム、トランプの『スピード』のように、手札を用いていかに早く中華料理の名前を完成させるか勝負します。
発売前に公開されたプレイ動画を見た子どもたち。「これ遊んでみたい!」とずっと言っていたので、今回お迎えできて本当に本当に嬉しい〜!
私ずっと気になってたの♡
早く「チャー」「シュー」「メン」やりたい!!
そんな【音速飯店】の内容物やルール、家族と遊んでみた様子をご紹介します。
盛り上がる!分かりやすい!もう1回やろうって言っちゃう!
我が家のド定番ボードゲームです!
内容物
対象年齢…6歳〜
2〜6人用
所要時間15分
カード…60枚(具材カード57枚、とりけし3枚)
中華トレイ…1つ
説明書(お品書き)…1枚
今回の主役、カタカナが書かれたカードたちです。大きい文字で分かりやすい〜。丸カードなところも、中華な雰囲気を漂わせているようです。
『取り消しカード』は3枚あり、イラストが全て違いました。
とりけしカードのおじさんの絵おもしろ〜い!
説明書には、ルールの他見本になる中華料理名(お品書き)もありました。
中華料理にあまり馴染みのない娘にとって、このお品書きはかなり役に立ちました。
そしてそして、カードを入れる中華トレイがラーメンどんぶり風なのがイイっ♡
こういう工夫大好き…マジで可愛い…。
内容物は以上になります。箱も手のひらに収まるサイズでとってもシンプル!収納場所にも困らなそうですね。
ルール説明
※2〜6人までプレイ可能なゲームです。プレイ人数によって、手札の枚数が変わります。
- カード60枚を赤い裏面にして、全てよく混ぜ、プレイヤー全員に同じ枚数配る。
- 配られたカードはテーブルに伏せたまま、見ないようにする。
- 全員の心の準備ができたら、「ちゅうもーん!」の掛け声とともにゲームを開始する。
- 掛け声とともに、自分だけが見えるようカードを表向きにして手札にし、カードの内容を確認する。
- カードを出す順番は関係なく、手札に料理名の始まりになる具材カードがある人がカードを出していく。
- 作れる料理は、説明書のお品書きにある料理のみ。
- 料理名の始まりになる具材カードがでたら、その料理を完成させるように、残りの具材カードを出していく。
- カードを出すときは、具材カード名を大声で言いながら出す。
- もし間違えて出してしまったら、カードを手札に戻すことができる。
- 料理が完成したら、新たに料理名を作ることができる。
カードを出す順番が決まっていないので、スピード勝負でドンドン出していきましょう。1枚ずつであれば、1人が連続してカードを出すこともできますよ!
- とりけしカードは、料理が完成する前に割り込むように重ねることで、作ろうとしていた料理を『とりけす』ことができる。
- とりけしカードが出たら、また新たに料理名を作ることができる。
- 料理と料理の間にとりけしカードを出すことはできない。
とりけしカードを出すことで、自分の流れを作ることができそうですね。
- 手札を全て出しきった人から「あがり!」と言って抜けることができる。
- 『最後に一人残る』か、『誰も出せるカードがない状態』になったらラウンド終了。あがれなかった人はその時点で『脱落』になる。
- あがれた人たちだけで、次のラウンドを開始する。全てのカードを混ぜて配るところから始める。
- 上記を繰り返し、最後まであがれた人が優勝。
- もし誰もあがれない状態になった場合、その時の手札が一番少なかった人の優勝。
ちなみに、『とりけしカード』は最後の1枚として出すことができます!ただし、料理と料理の間に出すことが出来ないので、とりけすタイミングに注意ですね。
公式紹介ページにて『応用ルール』も紹介されています。
詳しくは、説明書に記載のQRコードからチェックしてみてくださいね。
私もそろそろ応用ルールデビューしたいな♡
5歳11ヶ月・旦那殿と遊んでみました
ずっと気になっていたボードゲームということで、娘の食いつき具合も最高レベル!自然に口角も上がります。ニヤニヤ…。
お母ちゃん!ありがとう〜!
私、このゲーム早くやってみたい!
お母ちゃんも遊んでみたかったんだ〜!楽しみすぎる〜♡
娘、ビニールを取った瞬間からがっついております。
丸いカードが可愛い!それに加え、それぞれ言葉の意味であるイラストも描かれているので、まずは1種類ずつカードを眺めていきます。
シューって、火?燃やすってことなの?
おもしろ〜い!わたし、中国語話せるようになっちゃうかも!
その間に説明書を読み、手札を配ってさっそくプレイ!
プレイヤー3人だと手札は1人20枚になり、娘の手では持ちきれないという問題が発生…丸カードなので我が家の自作カード立てに立てることも難しく、娘に限り『「ちゅうもん」前にテーブルの上に表向きにして並べてOK』ということにしました。
結果、この状態にして大正解!中華料理にあまり馴染みのない娘にヒントを出しながらゲームを進めることができました。
さぁ、お母ちゃんは「ラー」を出すよ!
娘、「メン」準備しといて!
メンメンメン…
あっ!あった!メン!
保育園年長さんの娘ですが、実はカタカナがちょっぴり苦手。実際にカードを見ても、「メン」は分かるけど、普段あまり目にしない「タン」等はよく分からない状態。
はじめは正直、音速飯店を遊ぶことができるのか不安でしたが、大きな文字を見ながら自分で言葉に出すので、ゲームで遊びながら少しずつカタカナも覚えることができていました。
これは『シン』じゃなくて『タン』だね!私、カタカナ読めるようになった!嬉しい!!
数字の理解は早く、ひらがなやカタカナが苦手だった娘。ガッチガチのお勉強ではなく、ゲームを通じて言葉を知ってくれて、楽しみながら学べたことが母も嬉しいよ〜。
お品書きにある料理名でゲームを進めていきますが、普段から我が道をゆく旦那殿は、オリジナリティー溢れる料理名を当然のごとく出していきます。
マイラーメン!
ラーラーメン!
テンシンハンサン!
お父ちゃん!ここに書いてないからダメだよ!
娘のツッコミがさく裂していましたが、料理名にならないカードを出したらそのカードは手札に戻すだけなので、その場で考えた面白料理名を出すのもとっても盛り上がりました!
初回は手札のなくなった娘の勝利。準備から1ラウンド終了まで10分かからず遊べました。初回でこの時間なので、ルールが理解できればもっと短時間で遊べそうです。スピード感溢れるゲーム内容なので体感時間は一瞬(笑)。ちょっと時間の空いたときに遊んだり、分かりやすいルールなので子どものお友達が遊びに来たときにも良さそうです♡
小さい部品はないので誤飲の心配も少なく、これなら保育園や幼稚園でも遊べそうですね!
料理名を覚えたい娘の為に…
『サンラータン』や『テンシンハン』など、娘にとってあまり馴染みのない中華料理の名前もゲーム中に出てきます。
その度に「これってどんな料理?」と尋ねる娘のために、旦那殿が考えた方法をご紹介。
旦那殿が即興で考えた、娘に中華料理名を知ってもらうためのハウスルールです。
とりけしカードを抜いた状態で、中央に山札、場に表向きで6枚、手札も6枚にして、早さは関係なく、『お品書きを見ながら手札と表向きのカードを組み合わせて料理名を作る』ハウスルールで遊んでいました。
そして料理名が完成したら、料理が得意な旦那殿が説明したり、スマホで料理の画像を見せたりしながら、イメージを膨らませていました。
中華料理屋さんで食べてみたいな〜。
カタカナ読みが出来ればゲームは遊べますが、どんな料理か知ってもらうことで、よりゲームが楽しめると思いました。
この遊びをしてからというもの、娘のカードを出すスピードが早くなり、ゲームがより楽しく遊べているようです。
寝る前とかごはん前とかでも、遊びたいときにすぐに遊べちゃう!
最近はずっとチャーシューメン(音速飯店)で遊んでるよ~!
2歳10ヶ月の反応は?
カードを読むことはまだまだ難しいお歳ですが、お姉ちゃんが遊ぶ真似をしてカードを出して遊んでいます。
あ〜っ!ぼくもやるのっ!
ぼくがカードもつのっ!
最近は「自分でやりたい欲」が強いので、破ったり曲げたりしないお約束で好きに触ってもらったりします。
私とチームになって遊ぶこともありますが、声に出しながらカードを出すことが楽しいご様子。
2〜3枚出して満足し、その後は私に任せて違う遊びを始めてしまいますが、息子とはこれからが本格的に遊べる時期。家族4人で遊べる日が今から待ち遠しいです。
アラ還おばあちゃんとも初プレイ!
以前【ドブル】を一緒に遊んだアラ還おばあちゃん(実母)とも遊んでみました。
我が家で所持しているゲームを持っていく度に「色んなゲームを持ってるんだね〜」と、いつも関心してくれるので、持っていくゲームを選んでくれる娘も鼻高々…(笑)
ルール説明は娘が張り切って担当してくれました。
ばぁば、これはね、中華料理の名前をどんどん出していくんだよ!
それでこっちはとりけしカードでね、このおじさんの絵が全部違うんだよ!
それでねそれでね……
落ち着け娘、ばあばには早口すぎるよ…(笑)
(2人で実践して見せながら説明しました)
説明も終わり、いざ「ちゅうも〜ん!」
おばあちゃんが手札を確認している間に、どんどんとカードを出していく娘。もちろん忖度や手加減はせず、いつも全力100%です。
あっという間にあがりになり、手札を半分残したおばあちゃんの大敗でしたが、ルールも簡単なので説明しやすく、みんなで笑いながら楽しい時間を過ごすことができました。
あまりに難しいゲームは母には厳しいですが、音速飯店ならルールも分かりやすく、遊び方に慣れれば私も本気でバトルできそうです。
また、遊びの中で母の文字認識力や反射神経を客観的に探ることもできたので、これからも定期的に遊んでいこうと思います。
孫とゲームで遊んでいる父母の様子で、認知機能レベルや反射神経を見たりしています。
必要なサポートができるように、これからもこっそり様子観察していきたいと思います。
感想
【2歳・5歳子ども視点】
楽しさ度★★★★★
難易度★★★☆☆
オススメ度★★★★★
遊びやすいルール、見やすい大きな文字、早いもの勝ちでカードが出せる、みんなでワイワイ盛り上がる…小さなお子さんにおすすめなところが盛りだくさんなゲームでした!
対象年齢は6歳〜ですが、カタカナが読めるお子さんなら、対象年齢以下でも遊べそうです。
小さい手では丸いカードが持ちづらいかもしれないですが、カード立てを使用したり、テーブルに表向きにして並べたり、お子さんに合わせて対応してみてください。
中央のカードを見て料理名を予想し、手札と照らし合わせて、大きな声でカードを早く出していく…焦る気持ちもスピードに乗っかり、ワキャワキャ盛り上がること間違いなしです!
知らない料理を知れたのが嬉しいし楽しいし大好き♡
お友達におすすめしたい度★★★★★!
お父ちゃんが面白い名前をつけるところも楽しかった〜!
ラーメンすき!
ぼくは3さいになったらがんばる!
(3歳になったら色々できるようになると思っている息子です)
【大人視点】
楽しさ度★★★★★
難易度★★☆☆☆
オススメ度★★★★★
対象年齢の低いゲームですが、決して子ども向けのゲームではなく、大人同士のガチバトルも想像以上に盛り上がります!手札を見てじっくり考えるゲームも好きですが、一瞬で判断して『あがり』を目指す面白さに、きっとやみつきになることでしょう。何回も繰り返して遊びたくなります。
6人まで遊べるので、親戚の集まりやお友達と遊ぶときにもよさそうですね。
小さい頃からトランプのスピードでよく遊んでいた思い出が蘇ります。子どもたちの記憶にも、音速飯店で遊んだ楽しい思い出が残ってくれたら嬉しいなぁ。
…それと中華料理屋さんに食べに行きたくなります。天津飯最高!
中華料理名に馴染みのないお子さんとは、上記のようなカードを組み合わせて名前を完成させる遊び方からはじめれば、カードを出すスピードが上がると思います。
皆さんも、【音速飯店】で手に汗握るスピード勝負をぜひ楽しんでください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
※今回ご紹介した【音速飯店】は、SNSの公募にてすごろくや様より先行提供していただきました。ありがとうございました。
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