皆さんこんにちは!
『今日、家族でゲームしない?』のブログへようこそ♪
お母ちゃんのすう子です!
今回ご紹介するボードゲームは、ゲームマーケット2023秋で購入しためちゃくちゃ可愛い世界観の作品!
記事内でお写真を提供していただいたブースさんです!
Studio Citrineさんの【スシタック】です!
お客さんが食べたいお寿司をたくさん握って、店1番の人気すし職人になろう!
このゲームは『エリアマジョリティ』になります。
エリアマジョリティ
場所ごとに多くの割合を占めた人が勝ちというシステム。
本ゲームでは、テーブルごとに、より多くのお寿司を提供した人に点が入ります。
スシタック説明書より
「ボードゲームの蓋を使う」という斬新なスタイル、お皿の木ゴマの触り心地もよく、お金はなんとキラキラした貝殻、更に全部のイラストがほんわかした雰囲気で愛らしく、見ているだけでもテンションが上がってしまいます♡私だけでなく、子どもたちにも大人気なゲーム♡
この記事では以下の内容をご紹介しています。
- 中身の種類と大きさ
- ルール説明
- 7歳との遊び方とプレイ時間
- 4歳のオリジナルな遊び方
- 子どもたち目線、私の個人的な感想
- スシタック購入方法
【スシタック】購入前、プレイ前の参考にしていただけたら嬉しいです。
今回は「目標カード」は無しの状態で遊んでいます。子どもたちが遊びやすいようにルールを変えている部分もあることを、予めご了承ください。
内容物
製作…Studio Citrine
ゲームデザイン、アートワーク…あっこ 氏
対象年齢…10歳~
2~4人用
所要時間…20~40分
仕入れカード42枚(ネタカード30枚/コメ・ノリカード12枚)
目標カード…19枚
お金トークン…約50個
お皿…40枚(4色各10枚)
サマリー…2枚
説明書…1枚
『仕入れカード』には、お米と海苔が描かれた黄色いカードと、お寿司のネタが描かれた青いカードの2種類あります。
大きさは縦8.5センチ×横6センチ。サラサラした触り心地で、角も丸くて安心です。
目標カードは、ラウンドの最後の得点計算の時に使います。条件を満たしていれば追加得点がもらえますが、満たしていなければマイナスになってしまう、超重要なカード!
大きさは、縦4センチ×横6.3センチで、だいたい仕入れカードの約半分の大きさです。
お金トークンはこちらの貝殻!半透明のビーズでテンション上がります♪色んな形と色の貝殻と、透明なクリスタルの2種類あり、お金の価値が違います。
大きさは直径約1~2センチ。小さいので、紛失やお子さんの誤飲には十分ご注意ください。
お寿司のお皿はこの木ゴマ!表面には寿司ネタやオールマイティのペンギンさん、裏面は全部かっぱ巻きです。
直径は約2.5センチ。木ゴマなので空気穴はありません。こちらも誤飲にはご注意ください。
サマリーは同じものが2枚と、両面印刷の説明書が入っています。
箱はゲーム中に使います。縦16センチ×横22.5センチ×高さ3.3センチ。蓋が開けやすいのがありがたい♡
※写真ではボックスティッシュと比較しています。
箱の裏面には説明が書かれていたり、別にゲームボードが付属されていることが多いですが、蓋を丸ごとゲームに使うってところが面白いですよね♪
内容物は以上です。全て小袋に入っているのでバラバラせず嬉しい♡
ゲーム前の準備
- ネタカードをよく切り、5枚を表向きにして並べる。残りは裏向きのまま山札にする。
※3枚以上同じカードを置かないようにする。 - 山札の横に捨て札を置けるスペースを作る。
- コメ・ノリカードを、価格別に分けながら並べる。
- 目標カードA,B,Cごとよく切って、それぞれ裏向きにして山札にする。
- 箱の上下を、イラストが見えるように置く。
- 最近寿司を多く食べた人がスタートプレイヤー(最初にプレイする人)になる。
- スタートプレイヤーからお金トークンを5つもらい、次の人は6つ、次は7つ、最後の人は8つもらう。
- お皿の色を1色選び、10枚全て受け取る。
- 全て裏向き(かっぱ巻き)にして混ぜ、その中の1枚を得点盤の上に置く。
- スタートプレイヤーのお皿を1番上にしておくと目印になって分かりやすい。
- プレイ人数に応じて、木ゴマを裏向きのまま除外して、今回のゲームでは使用しない。
2人、3人プレイ時…2枚
4人プレイ時…1枚
- コメカードをスタートプレイヤーから順番に、価格の安い左側から1枚ずつ配り、手札にする。
- この時お金トークンを支払う必要なし。
- 全ての手札は表向きにして、全員が確認できる状態にする。
- 先ほど3つの山札にした目標カードを、各種類1枚ずつ配り、自分だけで内容を確認する。
- 自分が欲しい目標カードだけ手元に残し、いらないカードは山札の一番下に戻す。
- 確保した目標カードはゲーム中いつでも確認することが出来るが、他の人に見られないように裏向きにして置く。
これで準備完了です!
カードをたくさん広げます。広めのスペースの確保をしてからセットアップしましょう!
ルール(ゲームの進め方)
自分の番になったらできることが『5つ』あり、自分で好きな行動を選ぶことができる。
①仕入れ
- 手持ちのお金トークンを使い、ネタカードやコメ・ノリカードを1枚購入する。
- 購入したカードは手札として、表向きにしたまま自分の前に置く。
- 手札の上限は4枚。上限を超えないように、お寿司を握るかネタカードを1枚餌として支払い、釣り(②で説明)をする必要がある。
- ネタカードは、常に場に5枚表向きに置かれているようにする。
- 同じネタが3枚並んでしまった場合、場に出ているカードを全て捨て札にして、新たに5枚並べ直す。
- 山札がなくなったら、捨て札山をよく切って新たな山札にする。
- お米と海苔は、左から右になるにつれて購入代金が高くなる。
お米や海苔が購入されればされるほど価格が高くなり、売れなければ安くなります!
ん~、購入のタイミング悩ましい~!!!
②釣り
- お金を1つ支払うか、餌としてネタカードを1枚出すかどちらをすることで、ネタカードの山札の1番上を手札に加えることができる。
自分が欲しいネタを引き当てたい!…いや、釣り上げたい!!
③提供
- 手札ネタカードとコメ・ノリカードを組み合わせることで、お寿司を完成させることができる。
- 提供するネタは、テーブルに描かれたオーダーに合わせる。
- 最初のネタは『まぐろ、サーモン、えび、たまご、かっぱ巻き』の5種類。
- お寿司を提供したら、そのネタに応じてお金トークンを貰える。
- テーブルに出したカードは、ネタカードは捨て札に置き、コメ・ノリカードは価格の高い方に詰めて配置する。
- 先ほど提供したテーブルに、自分のお皿コマを置く。
- かっぱのテーブルは裏向きのまま、その他のテーブルは表向きにひっくり返して置く。
- 1つのテーブルに5の倍数のお皿が置かれたとき、ネタカード山札の1番上から1枚手札に加えることが出来る。(これは返却できないので、寿司ネタを完成させるか釣りをする)
- ペンギンさんのイラストはオールマイティとなり、どの寿司ネタでも提供できる。
自分がお皿を重ねたいテーブルに狙いを定めるも良し!
バランスよく全体にお皿を置くのも良し!
戦略を駆使してお寿司を握りましょう~!
④目標カードの追加・返却
- 目標カードA/B/Cのどれかの山札から1枚選んで内容を確認する。
- 内容を確認してから、「手元に残す」か「山札に戻す」か決めることが出来る。
- 手持ちの目標カードを1枚返却することができる。
- このとき、山札の1番下に入れる。
目標カードを達成できればプラスに、未達成ならマイナスになってしまうので、その見極めが超重要ですね。
⑤出稼ぎ
- お金トークンを2つもらえる。
お金がなくっちゃ始まらない!!
ゲームの終了と得点計算
- 誰かのお皿が1枚もなくなった時点で、最後の順番の人まで手番を行い、最後の人がプレイしたらゲーム終了。
- 得点トラックを使用して得点計算をする。
- テーブルごとのお皿の数で、1番多い人と2番目に多い人が書かれた得点をもらえる。
- 手持ちの目標カードを公開し、書かれた条件を満たしていれば得点がもらえ、満たしていなければマイナス点になる。
- ゲーム終了時のお金トークン5つにつき1点もらえる。
- 総合得点が一番高い人の勝利!
最後は売り上げたお金ではなく、獲得した得点が勝敗を決めます。
提供するお寿司も重要ですが、目標カードでがっぽり得点をゲットすることもできるので、最後の最後まで誰が勝つか分からない!!
7歳と遊んでみました
普段遊んでいるボードゲームは分かりやすいルールのものが多い我が家。その子たちと比べると【スシタック】は我が家の中でも難しいゲームの立ち位置。
事前に説明書を読み込みました!
私も娘も「遊びながらルール確認」が苦手なので、先にしっかり理解してから娘に説明するようにしています。
スシタックのお金トークンがキラキラなのが最初の注目ポイント!箱を開けた瞬間貝殻を見つけた娘は、目をキラキラさせながら触っていました。
すごーい!きれい!
これビーズ??私欲しいなぁ…♡
これが今回の「お金」でございます!
貝殻が1円、透明なクリスタルが5円ってことになっております!
え?!お金なんだ!
…そっか!ペンギンさんのお店だからか♪きれ〜い♡
カードを並べ、お皿コマを配ってもなお、お金トークンを触り続ける娘さん(笑)
相当気に入ったご様子で私も嬉しい♡
お皿も可愛いし、イラストも可愛いし、もう全部可愛くて気に入っちゃった♪
隣にいた息子もお金トークンを「オレの〜♪」状態にしていました。
キラキラしているとカラスに狙われちゃうからね!オレが見ててあげるよ!
あ…あざす(笑)
ちなみに今回は『目標カードは無し』にして、単純にお寿司を作って提供する遊び方でプレイ!
普段のプレイ時間を超えそうだったので、今回は「寿司を握る楽しさ」を楽しめるようにしました!
ゲームに慣れたら目標カードを入れてまったり遊んでみたいと思います。
娘がスタートプレイヤーになりゲームスタート!
お互いお金を支払いネタカードをGET。
娘は安いうちに海苔を購入し、私はそのターンでサーモンを「へいおまち!」
お寿司の中でサーモンが好き♡
お皿を置くタイミングでコマを表向にします。次の注文は「オールマイティ」でした!
ペンギンさんって何??
何のネタでもいいんだよ〜!
娘は梅テーブルのエビを完成させて「へいおまち!」
やった!完成した〜♪
エビのカード、A!B!って書かれててダジャレみたいだね!おもしろ〜い!
お皿を置くときもお寿司屋さんになりきって、コマを置いていました。それだけでも楽しそう♡
次は何かな~♪
1人2皿完成させた時点で今回はゲーム終了。
ゲームの中身を眺めたり、ルールを説明した時間も含め20分ほど遊びました。
2皿ずつしか完成させていませんが、スシタックの良い所をじっくり楽しむことができて、初回にしては大満足♪今回は目標カードを入れない状態でしたが、セットアップから30~40分くらいはかかりそうです。
ルールも覚えたてなので、今は純粋に「お寿司を握ってお金を貰う」ことが楽しそうでした。
戦略を立てるゲームは娘の好きなジャンルなので、今後目標カードを入れて遊ぶことで、もっとスシタックの魅力に引き込まれていきそう!これからが楽しみです♡
目標カードには漢字や難しい用語が書かれているものもあったので、娘の読めないものはマスキングテープで振り仮名や説明を貼りつけようと思います!
4歳の遊び方ご紹介
娘と遊ぶ前に、保育園年少さんの息子とも遊んでいました。
普段から寿司が大好きな息子さん。外食はほぼ回転寿司屋さんに行きたがり、お誕生日や年末年始などの食事も「お寿司がいい!」というほど、お寿司に目がない4歳児です。
中を見せるとテンションが目に見えて上がっていました!ウキウキした表情がたまらん♪
ペンギンさん可愛い!
これ、オレも好きなエビだね!
キレーな石だね!
中身だけでめちゃくちゃ楽しんでおるじゃないか…♡
息子とは、『自分でその寿司ネタに必要なカードを選び、対象のコマを取って「へいおまち」する』遊び方で自由に遊んでもらいました。
イラストだけで何の食材なのか分かるものが多く、特にたまごのお口が可愛くて気に入ったみたい♡
仕入れカードの説明はローマ字で書かれているものが多いですが、イラストだけでも連想しやすかったので、文字が読めない息子も理解しやすかったのだと思います。
たまごの口が「んっ」てなってるのが可愛かったです!
へい!おまち!
…カッパさんのところにあげちゃってもいいのかな?
カッパさんはキュウリが大好きだから、かっぱ巻きしか頼まないんだって!
次はカッパさんにかっぱ巻き作ってあげる?
お寿司が完成する喜びを分かち合いながら、ほぼ息子の1人プレイで遊んでいました。お寿司を完成させるたびにコマを積み上げていく様子が、本当のお寿司屋さんみたいで嬉しかったみたい♡
10分くらいで飽きてしまったのでお片付けタイム!
息子は服をポケットにしてお皿コマをかき集めていました。
見て!たくさん!!
お片付けを全くしない日もある息子ですが、今回は内容が充実したのか片付けもルンルンでしてくれました。オリジナルの遊び方でしたが、「楽しかった」って気持ちで満たされていたようで私も嬉しい!
小さい部品もありますので、小さいお子さんと遊ぶ時は大人の方がそばで見守り、誤飲にご注意くださいね。
スシタックの購入方法
2024年1月現在、一部オンラインや店舗にて購入が可能です。
詳細は公式SNSにてご確認ください。
今後購入可能な場所が追加されましたら、こちらの記事でも追記していきたいと思います。
オンラインでの購入先やボードゲームイベント等で購入できる機会が増えるといいですね♪
感想
【4歳7歳視点】
楽しさ度★★★★☆
難易度★★★★☆
おすすめ度★★★★☆
「ペンギンのお寿司屋さんになりきって、たくさんお寿司を出してあげる」という、可愛い世界にどっぷり入り込める作品♪
まず目に入るほんわか癒しのペンギンさんやカッパさん、仕入れカードの愛らしさ、お皿コマの触り心地、お金トークンのキラキラした貝殻…全てが子どもたちの注目の的でした♡
対象年齢は10歳~のゲームですが、小学1年生の娘は目標カードを抜いた状態で遊ぶことが出来ました。『どうやってカードを購入するのか』『カードやお寿司の価格』『テーブルに積まれたお皿の色が多い人が高得点』という部分が理解できていたので、ペンギンのお寿司屋さんになりきりながらゲームを楽しめたと思います。慣れてきたら目標カードを追加して最後の大逆転を狙ってみたい!
未就学児の息子はまだ文字が読めませんが、カードやコマのイラストを見て『ネタカードの組み合わせでどのお寿司が完成するのか』が理解できているようでした。見守りをしながらほぼ1人で遊んでいて、お寿司を完成させるたびに「へい!おまち!」と言いながら満足そうな表情をしていて、見守っていた私も嬉しい気持ちになりました!
文字を読まずとも遊べるゲームは、子どもたちの想像力も育んでくれそうですね♡
目標カードには漢字が使われているので、まだ読めない部分に関しては事前に説明したり、必要に応じてマスキングテープなどで振り仮名を貼ったりしてもいいと思います。
お金トークンやお皿コマは小さいので、お子様の誤飲にはご注意ください。
色んなお寿司があって、本当のお寿司屋さんになったみたいで面白かったです♪
お寿司が食べたくなったです!
【大人視点】
楽しさ度★★★★☆
難易度★★★☆☆
おすすめ度★★★★★
可愛い見た目に反してゲーム内容はバチバチのエリア争奪戦!
実はルール確認のため1人2役で遊んでみたのですが、高騰するネタの購入時やお皿の数、相手の目標カードを予想しながら自分も目標を達成できるかドキドキしながらのプレイで、1人なのにかなりの満足感!(笑)
相手がどのテーブルを狙っているのかはパッと見て分かりやすいのでエリア獲得の妨害もしやすいですし、自分のお皿が重なったテーブルを見ると達成感もあります!
そこまでの得点は予想しやすいですが、目標カードがあることで最後の得点が左右され、最後の最後まで結末が分からないワクワク感が更にゲームを面白くさせてくれます♪
更に、箱サイズも小さめなところもイイ!!
タブレットくらいのサイズなので収納しやすく、重量も軽めなので子どもも持ちやすいところも気に入っています。
こちらの作者さんの新作【テクテクポン】も同じサイズだったので、並べて飾れば統一感がありますね♪
「エリアマジョリティ」のゲームは私も好きなジャンル♪
お寿司も大好き♪♪
可愛いゲームも大好き♪♪♪
購入前から期待していた作品でしたが、期待値をはるかに超える面白さ♡
子どもと真剣勝負で遊ぶのはまだ先になりそうですが、成長してからも長く楽しめそうです!
『子どもたちがおままごと感覚で遊んだゲーム』はこちらも!
【レシピ】はシリーズで集めている作品♪メニューに書かれた6種類の具材を早く集めた人の勝ち!
はっきりとしたイラストなので、文字がまだ読めない小さいお子さんも分かりやすいゲーム♡
皆さんも【スシタック】で、可愛いペンギンのお寿司屋さんになりきったテーブル争奪戦をお楽しみ下さい!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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