皆さんこんにちは。ボードゲーム大好き主婦、すう子です。
当ブログに遊びに来てくださりありがとうございます。
今回ご紹介するボードゲームは、3歳の息子がとっても気にいっているこちらのゲーム!ラベンスバーガーさんの【ロジ・ガイスター/Logi-Geister】です。
小さいころからボードゲームに触れてきた息子ですが、「玉転がし系」と「おばけのいるゲーム」が特に大好きです。
「おばけ」「ガイスター」と言っても、どれも白くて可愛らしい子たちばかりなので、「ひ~!」となるほど怖くはないです。
そんな息子の心を掴んで離さない【ロジ・ガイスター】の内容物やルール、3歳と6歳が遊んでみた様子をご紹介いたします。
内容物
対象年齢5歳〜10歳
2〜4人用
所要時間20分~30分
ボード(大)(小)…各1枚
ピン…32個
ノブ付き歯車(紫色)…4個
歯車(赤・黄・青・緑)…12個
オバケ…3体
カート…4つ
設計図カード…16枚
ダイス…1つ
今回の中心ギミック!歯車です。カラーは全部で5色あり、紫色だけ形が違います。赤・青・黄色・緑の4色には可愛らしいお顔が描かれており、どれも大きさは直径5センチで大きめ。
紫色の歯車のノブ部分には、おばけさんたちを乗せることができます。ノブ付き歯車4つにおばけさん3体、1つ余りますが、余った歯車は回す時に使います。
おばけさんのちっさいお手手が可愛すぎる♡
ちなみにおばけさんの身長は約5センチ。だいたい新品の消しゴムと同じくらいの大きさです。
コマは4色。幽霊列車に乗った(たぶん)子どもです。こちらのサイズは約2センチ×2センチ。下部分に凹みがあり、箱の縁に合わせて置きます。
箱もゲームで遊ぶ時に必要になります。
サイコロはシルバーのペイントがされたカッコいいデザイン!木製でとても軽いのが印象的です。大きさは約1.5センチ×1.5センチ。角も落ちているので安心です。
「空気なんじゃない?」って思うくらい軽いサイコロです。
ゲームでは箱の内側を使います。プラスチック製で、箱からこちらだけ取り出すことないですが、サイズは箱ぴったりギチギチです。
ゲームボードのサイズは2種類。厚紙のようなさわり心地です。※ゲームボードのセッティング方法は次の項目でご紹介します。
ゲームをプレイする時に欠かせない存在の箱は、長方形の大きい箱。サイズは約37センチ×27センチ×5センチで、ボックスティッシュと比較しても存在感がありますね。
ゲームのカギとなる設計図カード。角は軽く落とされていますが、少し薄めの質感。折れ曲がらないように注意してください。
折れ曲がりが気になる方は、ラミネート加工してもいいですね。
この他に説明書が付属していますが、別で日本語訳用紙がついていました。
日本語訳がついているのが本当にありがたい!!
内容物は以上です。コマやサイコロは小さく、誤飲の危険性があります。ご注意ください。
ゲームの準備
- ゲームボード(大)のタイルを全て外し、同じ色のピンを下からはめる。
- おばけ、コースター、設計図、歯車を全て箱から出し、空いたスペースを埋めるようにゲームボード(小)を置き、その上にピンを付けたゲームボード(大)を置く。
- 好きな色のカートを選び、箱の外側に書いてある「スタートフィールド(緑色の矢印がある場所)」に配置する。
- 設計図カードは裏向きにしてシャッフルし、箱の横に裏向きにして山札にする。
これでゲームの準備完了です。
説明書では、ゲームを始める前に、まずは歯車を自由に置いて遊んでみることをお勧めしていました。「ピンに歯車をどうやってはめるのか」「ここに置いたらどうやって回転するのか」など知れるので、ぜひお子さんと一緒に遊んでみてください。
「歯車で遊ぶ」ことが初めてだった子どもたちは、この「歯車自由遊び」だけでも相当楽しんでいました。もちろん私も面白かったです。歯車を組み合わせてクルクル回る快感が好きです。
基本ルール説明
~ここはとある遊園地。子どもたちに人気の幽霊列車が止まってしまいました。めちゃくちゃになった歯車を正しい位置へ戻さなければなりません。プレイヤーは設計図カードに従って歯車を置き、おばけを回転させることが出来れば前進できます。1番早く出口に到達した人の勝ち~
《歯車を正しい位置に置いて、おばけが再び回転できるようにする》
- 1番上の設計図カードをとり、その設計図通りに紫の歯車とおばけを配置する。
- おばけを置かなかった歯車が、今回全体を動かす歯車=回転用歯車
- 最年少のプレイヤーからスタート。その後は時計回りに順番が回る。
- 自分の番になったらダイスを振り、出た目の指示に従う。
ダイスの出目
- 歯車…ダイスの出目と同じ色の歯車を1つ取り、同じ色のピンに置く。同じ色のピンがない場合は、ボード上の同じ色の歯車を同じ色の別の場所に置くことが出来る。
- 回転矢印…回転用歯車を回して、回転するおばけ1体につき、カートを1フィールド進めることが出来る。おばけが回らなければ何も起きない。
- コウモリ…ダイスを2回目以降に転がしたとき、コウモリが出たらその時点で自分のターンは終了する。ただし、1回目にダイスを転がしてコウモリが出た場合は、好きな色の歯車を置くことが出来る。次にコウモリが出るまで自分のターンが続く。
つまり、1ターン「コウモリ」か「回転矢印」が出るまでダイスを回し続けることができます。
- おばけが回転することで、プレイヤーはカートを進めることが出来る。回転矢印の出目が出たときに、1体回れば1フィールド、2体回れば2フィールド進めることが出来る。
- 自分のターンの時に「3体のおばけが回る!」と思ったら、ダイスを振る前に回転用歯車を回すことが出来る。
- 3体全てのおばけが回転した場合…カートを更に4フィールド進めることが出来る。進めたら次のプレイヤーに順番が回る。
- 3体のおばけが全て回転しなかった場合…カートを進めることが出来ず、順番は次のプレイヤーになる。
- 3体のおばけが回ったらラウンド終了。
- ボードから全ての歯車とおばけを取り出し、山札から次の設計図カードをめくり、それに沿ってノブ付き歯車とおばけを配置する。
- カートはそのまま残す。
- 自分のカートを1番早く出口に到達させたプレイヤーの勝利。
この他にも8歳以上向けの上級者ルールがあります。基本ルールで遊びつくした方、更に上のルールで遊んでみたい方は上級者ルールで遊んでみてください。
3歳息子と遊んでみました
『おばけ』がモチーフになっているボードゲームは自分のものだと疑わない息子さん。過去に娘が遊んで「怖かった」と言っていた【ミッドナイトパーティ】も、息子の好きなボードゲームの1つです。
今回も箱絵を見ただけで大興奮でした。
ぼくの「おばけ」で遊びたい!
あなたは本当にガイスター系のボードゲームが好きよね。
さっそく開封し、歯車を見つけた子どもたちは大はしゃぎ!我が家にとって初の歯車です。
おばけさん達もとても可愛く、開封してすぐにごっこ遊びに駆り出されていました。
おばけさん3人いて嬉しい!
「わ~!」って手を上げてるところが可愛い♡
対象年齢5歳~というだけあってか、子どもが食いつきそうな可愛らしい見た目でした。
歯車もカラフルで分かりやすい!
初回は歯車を組み合わせて好きなように動かしてみました。ピンに歯車がうまくささってないこともあるので、ピンに刺さる感覚やコツを教えながら練習してみます。
実際に歯車が回るところを見た息子は感動の声を上げていました。
おお~!しゅごい!クルクル~!!
すごいね!動いたね!
…こんなに感動してもらえるとは思わなかった。(笑)
動かし方が分かったら、次はカードと同じようにおばけを置き、そのおばけたちを回すように好きな歯車を置いてみます。1度動き方が分かればその後はお手の物!
僕ならすぐに動かしちゃうよ~!
その後もサイコロを用いて出目の色と同じ歯車を設置してみたり、順番を決めてみたりと、徐々にステップアップしながら遊んでいます。
上に乗せるおばけさんも可愛いようで、歯車に飽きてもおばけさんだけでごっこ遊びをしたり、おばけさんを別のフィギュアにしてみたり、今でも本当に自由に遊んでくれています。
保育園に行く前に「おばけクルクル」で遊んだよ!
箱が大きいので、息子が1人で出してくることは難しいですが、つかみやすい大きさの歯車なので3歳も夢中になって歯車の組み換えで遊んでいました。
なかなか歯車に触れる機会がなかったですが、ボードゲームで遊べるし歯車の仕組みも分かって一石二鳥です。
6歳娘とも遊んでみました
息子も歯車に慣れてきたので、娘も入れた3人で基本ルールを遊んでみることにしました。
私もできるかな~。私のコマ、出口に着かなかったらどうしよう…
おばけモチーフはちょっぴり緊張しちゃうよね。
カードを切ったりおばけさんをセッティングするのは娘にお任せ。
最近では、ボードゲームで遊ぶ前の準備を娘にお願いすることも増えてきました。娘も、「しょうがないな~」なんて言いつつも、任された責任感や嬉しさでにっこり。また一段と成長してきたように感じます。
ちなみに、箱の横に置いた歯車がバラバラになって取りづらかったので、子どもの手元に歯車が置けるようにメラミン皿に入れています。
最年少の息子からスタート。なぜか毎回コウモリが出るようにおまじないをかけていました。
コウモリ出てこい!
娘は、せっかく回りそうになったのにターンが終了してしまう場面があり、めちゃくちゃ悔しそう…。サイコロの出目で勝敗が分かれるように感じます。サイコロ運が勝利へのカギなのかも。
え~!もう少しで全部回るのに!もうっ!!
今まで運要素のあるゲームもいくつか遊んできましたが、成長するにつれて「実力で勝ちに行けるもの」「自分で考えられるもの」といった、運ではなく自分の力で勝てるゲームの方が好きになってきたようです。
子どもと遊ぶ時は大抵「どこに歯車を置いたらいいか」や「次ここに置いたら3体回せるよ」などのヒントを伝えることが多いですが、今回に限っては、自分で考えて決めた場所に歯車を置いていました。
もちろん「順番を守り」「サイコロの出目に従って」が軸にありますが、「勝てるためのヒント」は今回はしませんでした。娘は自分でできることが増えましたが、息子も自分で決められる楽しさを感じられたようです。
最終的に「回転矢印」を多く出し、3体全て回すチャンス運にも恵まれた息子が1着でゴール!息子は初勝利にニコニコ、娘は悔しそうな表情をしていました。
ルールを確認しながらのプレイでしたが、15分くらいで決着がつきました。準備時間を入れれば20分弱、二人とも集中して遊んでいたので、あっという間に時間が過ぎた印象です。
我が家では20分以上かかるゲームはあまり遊んでいませんが、これだけ集中できたことに驚いています。これからはもう少し長いプレイ時間のゲームも遊べるかな?ウキウキ。
感想
【子ども視点】
楽しさ度★★★★☆
難易度★★★☆☆
おすすめ度★★★★☆
子どもの手でも持ちやすい大きめな歯車に、可愛らしいおばけさん、怪しい雰囲気を醸し出しつつ憎めないゴーストさんがいる箱絵やゲームボードなど、子どもが好きそうな要素がたっぷり詰まった楽しいゲームでした。
「どこを組み合わせたら動くのか」「必要な歯車の数」など、遊びながら自然に歯車の仕組みや動き方を理解できているようです。
普段の生活で馴染みのない「歯車を動かす」というギミックだけでも面白いので、おもちゃ感覚で遊んでいることも多いです。
対象年齢は5歳~10歳とありましたが、色の区別やや4までの数が分かる年中さんくらいのお子さんなら遊べそうです。息子は3歳の年少さんですが、カートを動かす数の理解がまだ難しく、その点については私がサポートしました。
上級者ルールもあるので、理解度に応じてルールをステップアップできるところもいいですね。
電車みたいなコマのお顔が面白い!おじさんみたい(笑)
おばけを全部回して車を出発させるのが面白いし、おばけの顔も面白い!全部回したい!!
【大人視点】
楽しさ度★★★★☆
難易度★★★☆☆
おすすめ度★★★★☆
「対象年齢5歳~10歳」と記載がありますが、大人の私も楽しいと感じるボードゲームでした。
歯車を組み合わせて動いた時の達成感、おばけさんがクルクルと回る癒しの姿、遊園地の幽霊列車を修理するというワクワクするテーマ…個人的にどれも好きです。
試しに1人2役で遊んでみましたが、子どもと遊んだ時よりサクサクプレイでき、その代わりにあっという間に出口に着いてしまったので、ゲームに慣れている方は初めから上級者ルールで遊んでもいいかもしれません。「お子さんと一緒に遊ぶ」ならちょうどいいボリュームだと思います。
おばけさんの小さなおててがもうっ!可愛くて仕方ありませんっ!!
子どもが遊びやすいコンポーネントが多かったところが印象的です。箱が大きいですがそれだけ存在感もあり、我が家では手放せない存在になりました。
「入ってた箱をゲームに使う」といえば、【ストライク】もオススメ。たくさんのサイコロを転がしてぞろ目を目指す運要素の強いゲームです。ワイワイみんなで遊ぶならこの子!
皆さんも、【ロジガイスター】で遊園地の幽霊列車を直し、1番早く出口を目指しましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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