HABA復刻ボードゲーム【かくれんぼオバケ】で3歳6歳と心理戦かくれんぼ!

ボードゲーム

皆さんこんにちは。
今日、家族でゲームしない?のブログへようこそ。
お母ちゃんのすう子です。

今回ご紹介するボードゲームは、小さなおばけたちになってお城の中でかくれんぼをしながら悪霊ごっこをする…なんとも可愛らしい遊びがテーマの作品!

それがこちら!HABA社の【かくれんぼオバ】です。

こちらの作品は《HABA名作ゲーム復刻シリーズ》として、2023年6月23日にすごろくやさんより発売されます。初版は2006年に出ており、長く愛され親しまれているミヒャエル・シャハト氏の作品。

すう子
すう子

ミヒャエル・シャハト氏は、他にも【スコットランドヤード東京】や【ラッキーナンバー】など、数々のボードゲームをデザインされています。

そんな【かくれんぼオバケ】の内容物やルール、子どもたちが遊んでみた様子などをご紹介します。購入前の参考にしていただけたら嬉しいです。

すう子
すう子

HABAの復刻シリーズは他にもあります。中でも【お菓子の魔女】は我が家でも人気の作品!

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内容物

日本語ルール製作…すごろくや

対象年齢…6歳~99歳
2~5人用
所要時間…約10分

ゲームボード…1枚
小さなオバケコマ…5個
部屋カード…6枚
おびえチップ…15枚(3枚×5色)
遊び方説明書

小さなオバケコマさんたちは、5色に色分けされた木駒です。お顔はありませんが、おばけのヒラヒラしたシルエットを模しているような可愛らしい見た目♡表面はコーティングされているのでツルツルしています。
他のボードゲームのおばけコマさん達と並べてみました。お顔がないからか、オバケ味は少なめですね。

すう子
すう子

友情出演してくれたおばけコマさん

ミッドナイトパーティ

ロジ・ガイスター

おばけキャッチ

みんなありがとう♡

オバケコマの大きさは高さ約2.5センチ×横幅2センチ。空気穴はありませんので、誤飲には十分お気を付けください。

おびえチップは、コマの色と同じ色のチップが3枚ずつ。こちらはお顔のついているおばけさんが描かれています。おばけさんのイラストは色ごと違います。直径約2センチ。牛乳瓶のふたのような厚みがあります。

お楽しみのチップ外しは息子にお任せ~。

息子殿
息子殿

ぼく、これ得意~!

ゲーム盤は私の想像していたサイズより小さく、縦16センチ×横20センチでした。小さくてかわいい♡
このサイズのゲーム盤を見ると「子ども向けゲーム」ってイメージが強くなりがちですが、トリックアートのようなイラストが大人の遊び心もくすぐります

すう子
すう子

遊び心溢れるイラストが超タイプゥ!!

ゲーム盤と同じイラストの部屋カードが6枚。部屋の一部分を切り取ったようなイラストで、どの部屋を示すカードなのか一目で分かります。

この他に説明書が付属しております。

箱のサイズは縦18センチ×横11センチ×高さ3.5センチ。HABAのボードゲームは黄色い箱で統一されているので、一瞬で分かりますね!(※一部のシリーズを除く)
ざっくりした大きさは、お菓子の魔女とほぼ同じ大きさ。

すう子
すう子

シリーズで並べていますが、見ているだけで幸せな気持ちになります。(そしてもっと集めたくなります)

ルール説明

  • 好きなおばけコマ1個を選び、そのコマと同じ色のチップを3枚取り手元に置く。
  • 自分のおばけコマを、ボード上の好きな部屋に置く。(誰かと同じ部屋でもOK)
  • 部屋カード6枚をひとまとめにしてボードの近くに置く。
  • 一番恐ろしく「ばぁ~!!」と叫べた人、または一番年下の人がスタートプレイヤーになる。
  • 時計回りに順番が回る。
  • 自分の番になったら大きな悪霊役になる
  • 悪霊役は部屋カード6枚を手に取り、自分が待ち伏せする部屋を1つ選んで、誰にも見られないように伏せておく。どの部屋を選んでもOK。
  • 悪霊以外の人は自分のおばけコマを、今いる部屋から隣の部屋に必ず移動させる。誰かと同じ部屋になってもOK。
    ※部屋は、階段や扉でつながっている部屋のみ移動できる。
すう子
すう子

小さなおばけたちはまだ子どもなので、ふわふわ浮かんだり、壁を抜けたりする力がありません。そのため、移動するときには、扉や階段でつながっている隣の部屋まで歩いていくしかありません。

説明書より

この文章が可愛すぎるッ!!

小さいおばけさんたちが一生懸命動いている姿を想像しただけでもう愛おしい♡

  • 小さなおばけがみんな移動したら、悪霊役の人は伏せた1枚のカードをめくる。
  • そのカードに描かれた部屋に誰かのおばけがいたら、悪霊役は恐ろしい声としぐさで「ばぁ~!!」と言って驚かす
  • 悪霊役の人はその部屋にいたおばけの持ち主から、その人の色のおびえチップを1枚ずつもらう
  • この時差し出すチップは、自分の色のチップのみ。誰かからもらったチップは渡せない。
  • また、選んだ部屋に悪霊役の人のコマがあっても、自分のチップを誰かに渡したりする必要はない。
  • 時計回りで次の人に悪霊役が回る。
  • 誰かが自分の色のおびえチップを3枚全て失ったらゲーム終了
  • その人以外で、自分の色も含めて一番多くのおびえチップを持っている人が優勝。
  • 同点1位がいたらその人全員が優勝。
すう子
すう子

優勝した人を、不気味で愉快な「オバケパーティ」でお祝いしましょう~!

3歳と2人でお試しプレイ!

息子はおばけがモチーフのボードゲームが大好き!その影響で、私もおばけモチーフのゲームを見つけるたびに気になってしまいます。

中をガサっと出し、チップを外していきます。外した型を2つに割ってご満悦な息子さん。

すう子
すう子

子どもにとっては、チップを外した後のボードも楽しいおもちゃですね。

ゲーム盤の部屋に1つずつおばけコマを配置していきます。お人形遊びやおままごとみたいにも遊べそう♡

息子殿
息子殿

小さくてかわいいね!

おばけさん顔ついてないよ~!

すう子
すう子

写真で見るよりゲーム盤が小さく、とても可愛らしいです。

階段やお風呂などが描かれているので、ごっこ遊びでも楽しめそう!

部屋カードとゲーム盤を見比べて「どの部屋か分かる?」と質問してみましたが、部屋の配置や色が同じなので、3歳でもそれぞれの部屋の違いが分かっていました。

今度は好きな色のおばけコマを選んでもらい、『階段』や『ドア』など、移動することが出来る場所を教えながら実際に遊んでみます。

初めての悪霊役は息子。私が動くことのできる部屋は2部屋でしたが、息子は私の動ける部屋は考えておらず、自分のその時気になった部屋カードを選んでいました。

息子殿
息子殿

僕がいる青い部屋を取っちゃった~!

お母ちゃん青い部屋に行ってよ~!

すう子
すう子

すまんな息子、ドアか階段がないと動けないんだよ。

次は私が悪霊役に。先に悪霊役の人がカードを選んでからおばけコマを動かすので、「息子に勝たせてあげよう」という親心は運に任せることになります。う~む、チップを息子にあげたいのよ…。

見事、私が選択したカードの部屋に動きました。ちゃんと親子であることを実感(笑)。

すう子
すう子

(悪霊になりきって)「ばぁ~!!!」

息子殿
息子殿

僕おばけなんて怖くないからね!やっつけちゃう!

息子のチップを貰い、再び息子のターン。

息子が選んだカードがどれなのか分からないので、「こっちに行こうかな」「いやいやこっちにしようかな」と、息子の表情を見ながら選んでみます。

息子殿
息子殿

(赤い部屋)こっちはだめ!

(ピンクの部屋)そうそう!そこだよ!!

すう子
すう子

ピンクの部屋がいいかな~?じゃあそうしようかな~!

息子の反応が分かりやすくて笑っちゃいます(笑)

今度は息子の勝利!全力の「ばぁ~!!!」を見せてくれました。

3歳にとって、相手の動きを予想することはまだ難しそうでした。ですが、単純に待ち伏せかくれんぼゲームとしてや、おばけごっこ遊びとしても楽しめそうなので、これからの息子の成長を楽しみにしつつ長~く遊んでいこうと思います。

3歳・6歳と3人でプレイ!

翌日、娘も入れて3人で遊んでみました。

娘殿
娘殿

おばけのコマ、アイスクリームみたいだね!

あ!ここにおばけがいる!!

すう子
すう子

ゲーム盤イラストは細かい部分まで描かれていて、見ているだけでも楽しい!

娘は好きなピンク色の部屋からスタート。再び息子からスタートしましたが、今回も自分の好きな部屋カードを選んでいるようです。

時計回りなので次は私の番。「さっき娘がいたピンクの部屋、また行くってことはないだろう。息子もピンクより青の部屋かな?」と考えた結果、私が選んだ部屋カードはピンク。今回も逆の思考を働かせて、子どもたちに勝利をプレゼントしてあげたい…。

なんと2人ともピンクの部屋に集結!ちゃんと親子だったことを再確認(笑)
この場合2人から1枚ずつチップを貰うことができるので、一気に2枚ゲットしました。

すう子
すう子

最大人数5人で遊んだ場合、一気に4枚チップを貰える可能性もありますね!チップ大量ゲットしてみたい~。

いよいよ娘も悪霊役。娘は、私や弟のいる部屋を見て「みんなはどこに動くのかな?」と考えながら部屋カードを選んでいました。じっくり考えた結果、私と息子のチップ2枚取りに成功!息子は誰かと一緒の部屋に行きたがるので、そこも予想したらしい…。

娘殿
娘殿

選んだ部屋に誰もいかないと悲しい気持ちになっちゃうけど、思った通りにみんなが進んだ時はすごく嬉しい!

この調子でターンが進み、結果娘が1位!息子2位!私3位(ビリ)で終了。

ルールを伝えながらのプレイでしたが、所要時間は約10分チップをサクサク取れれば早く、逆にチップの動きがなければ長い時間遊ぶことが出来そうです。

すう子
すう子

動かすのは手持ちのチップではなく自分の色のチップのみなので、短時間でゲームを楽しむことができました。

その後も子どもたちとはかくれんぼオバケを楽しんでいます。箱はもちろんゲーム盤も小さめなので、テーブルの上だけではなく持ち運んでサンルームで遊んだりすることも♡

サンルームで遊ぶと「お外ボドゲ」の雰囲気も楽しめ、普段とは違う充実感を味わうことが出来ました。ピクニックやキャンプ、旅行などのお供にもよさそうですね!

すう子
すう子

我が家の旅行ボドゲのラインナップに追加しよう~!

大人の旦那さんの反応は?

子どもたちは気に入ってくれたけど、私以外の大人の感想も聞いてみたい…。

ということで旦那さんを召喚し、4人でプレイしてみました。

子どもたちが一生懸命ルールを説明します。

娘殿
娘殿

このおばけさんたちはね!かくれんぼしてるの!ドアと階段のとこしか動かせなくてね、それで見つかったらチップをあげるの!それでねそれでね…

息子殿
息子殿

ばぁ~!!!ってするんだよ!

旦那殿
旦那殿

OK!ありがとう!

あとは遊びながら教えてね。

すう子
すう子

私や娘は事前にルールを把握しておきたいタイプですが、旦那さんは「遊びながら覚えるわ~」タイプです。今回は特に分かりやすいルールなので、遊びながらでも理解しやすそうでした。

4人だと人数も多く、1部屋に2人集中するターンが多かったです。娘が悪霊の時、選んだ部屋に私と息子の2人が来たのを見て、すごくニヤニヤしていました。これは表情に出てしまいますね

息子はというと、自分のチップを悪霊役のお父ちゃんに渡さないといけないのが悲しくて号泣。

息子殿
息子殿

ぼくのチップ少なくなるの悔しい~!!

そんな子どもたちを見た旦那さんは「なんとか子どもたちを勝たせてあげたい」と、子どもが行きそうな部屋を選ぶ、違った意味での心理戦をしていました。

ただ、どの部屋を選ぶかは子どもたちの自由、運もあるので、なかなかうまくいかず逆に子どものチップをゲットしてしまうことも…。勝たせてあげたい親の立場からすると、難しいゲームだったようです

旦那殿
旦那殿

なので、できるだけすう子さんの動きを予想するようにしました。すう子さんのチップなら全部取ってもいいでしょう!子どもたちだけは泣かせたくない!!

結果、今回は特に何も考えずプレイしていた私の優勝(笑)

チップを取られて悔し涙を流していた息子も、最下位になってしまった娘も、最後はみんなで「楽しかったね!また遊ぼうね!」と終われました。予想したように進まなかった旦那さんが一番悔しそうにしていました(笑)

4人でプレイしても、所要時間は同じく10分程度。準備もすぐにできる上にサクサク遊べるので、休日の家族の団らんの時間や、夕食後~就寝前のゆったり過ごしたい時間にも良さそうですね。

すう子
すう子

徐々に家族全員で遊べるボードゲームが増えてきたことが嬉しい!

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みんなの感想

【子ども視点】
楽しさ度★★★★★
難易度★★★☆☆
おすすめ度★★★★★

可愛らしいゲームテーマ、コンポーネントの見やすさ、分かりやすいルールで、お子さんの初めての心理戦ゲームにピッタリ!勝ち負けはチップの数で決まるので、息子にとっては数を数える練習にもなりました。

特に小さなおばけ役の人は、『動くか動かないか、動くならどこに?』などのたくさんの選択肢の中から選ぶのではなく、『かならず隣の部屋に動く』という選択肢が少ないところが、小さい子にも分かりやすい部分だと思います。

対象年齢は6歳からですが、簡単な『かくれんぼを楽しむゲーム』としてなら年少さんの息子も遊ぶことができました。まだ相手の気持ちを考えるのは難しい年齢なので、「相手の動きを予想する」というより「自分の好きな部屋を選んで、当たったら嬉しい」ということを楽しんでいるようです。
相手の動きを予想する心理戦を楽しむのであれば、年長さん~小学生のお子さんくらいなら楽しめると思います

なにより悪霊役の全力の「ばぁ~!!」が可愛い♡

オバケコマやチップは小さいサイズなので、小さいお子さんの誤飲にはお気を付けくださいね

娘殿
娘殿

おばけが小っちゃくて可愛い♡

負けても楽しく遊べたよ!

息子殿
息子殿

おばけ可愛いし、かくれんぼしたり「ばぁ~」するのが楽しかった!

負けたのは悔しかった!

【大人視点】
楽しさ度★★★★★
難易度★★☆☆☆
おすすめ度★★★★★

「子どもと遊んで楽しいボードゲーム」と思ってプレイしましたが、その考えは甘かった。大人同士の心理戦バトルも楽しめる作品!子どもも含めた家族4人で遊んだ時も、子どもは気づかないところで旦那さんとバチバチしていました。

やはり「必ず動く」というところがミソですね。相手の裏の裏を読む心理戦が楽しめました。裏の裏の裏の裏の…思考がエンドレス。

黙々と遊ぶこともできる内容ですが、「本当にその部屋でいいの~?」と揺さぶりをかけたり、「どちらにしようかな♪」と運で選んでみたり、言葉も加えた心理戦で相手の混乱を誘うのも楽しいと思います。

ゲーム盤は小さいサイズなので、狭いスペースでも広げて遊べるところも嬉しいポイント。

ご家族で遊ぶ場合、子どもに勝たせてあげようと奮闘する親御さんも多いと思いますが、その点においては手加減し辛かったです。子どもの動かし方を予想しますが、最終的には運!
逆を言えば、子ども相手でもガチバトルを楽しむことが出来ます。

旦那殿
旦那殿

子どもを勝たせようと思っても勝たせてあげられないもどかしさがありました。次は子どもに勝たせてあげようとせず、自分も勝ちにいきたいと思います。

すう子
すう子

まず可愛い内容物に惹かれてしまった作品ですが、遊びやすいルールに加え、家族みんなで楽しめたことがとっても気に入りました!!

ライトな心理戦を楽しみたい時や、旅行のお供にもよさそう♡

心理戦を楽しむ』ならこちらも!【スコットランドヤードジュニア】は、同じくミヒャエル・シャハト氏の手がけた人気ボードゲーム!警察とミスターXのおいかけっこが面白い!

皆さんも【かくれんぼオバケ】で、可愛いおばけたちのかくれんぼで全力の恐ろしい「ばぁ~」を披露し、不気味なオバケパーティを楽しみましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

※今回ご紹介した【かくれんぼオバケ】は、SNSの公募にてすごろくや様より先行提供していただきました。ありがとうございました。

ボードゲーム小学生以上におすすめ
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すう子

ボードゲームやトイで遊ぶことが大好きな主婦。4歳息子・7歳娘・ゲーム愛好家の夫と4人暮らし。Twitterでの情報収集や、おもちゃ屋や本屋で新たなゲームを探し出すことに全力を注ぐ。初めて夫と遊んだボドゲは【Dixit】。子どもたちのお気に入りは【ロジガイスター】【ラビリンスJr】
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