我が家の娘も、もうすぐ年中さんから年長さんになります。2歳ごろから始めた娘のボードゲーム歴も約3年になりました。
今までボードゲームに興味がなかった方も、外出自粛期間で新たに始められた方も多いのではないでしょうか?
一般的なおもちゃ屋さんや本屋さんにもボードゲームが置いてあるのを見ると嬉しくなります。
5歳の娘は、子ども向きボードゲームはもちろん、対象年齢が小学生以上のものも遊んでいます。特に可愛いもの・15分程度で遊べるもの・直感でも楽しめるものが好きなようです。その反面、準備が大変なもの・怖いデザインがあるもの・時間をかけて楽しむものが苦手です。
今回は、そんな娘のおすすめするボードゲームをご紹介します。
紹介するゲームはルールが簡単なものがほとんどです。就学前のお子さんや、ボードゲーム初心者さん、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に遊ぶ方向けになります。
【ドブル】
対象年齢6歳~
中央に置いたカードと手札を見比べ、同じイラストを早く見つけることができればカードをゲットできます。どのカードを取っても同じイラストが1種類ずつあるのが面白いです。
ノーマルドブルは、イラストに固定された名称はなく「なんと呼んでも正解」にできるところがプレイヤーの想像力を引き立てます。ポケモンドブルは、なんと言ってもポケモンたちが可愛い!ポケモン好きな方におすすめです。
ドブルはこの他にも色々なアニメ等とコラボした商品があるので、自分の好きなドブルを探してみてください。
ドブルの遊び方は5種類あるので、マンネリ化したり飽きたりせずに遊べるのも嬉しいポイントです。
【マンカラ(プレイポップ)】
対象年齢7歳〜『世界最古の知育ゲーム』
おはじきサイズのガラス玉を使って、より多くの玉を獲得した人の勝ちです。
小さい玉を使うので指先の運動になることに加え、数を数える力、自分がより多く玉を取るために先を予測して考える…簡単なルールでもやることが多くて遊びごたえがあります。大人の脳トレにも良さそうです。
ルール通り遊ぶほかにも、ゲーム盤の丸いくぼみを活かしてたこ焼き屋さんごっこにも使っています。全然違う遊び方ですが、子どもたちが楽しんでいれば満足です。
我が家のマンカラは、トイザらスのプレイポップのマンカラです。プレイポップの商品は内容物がシンプルで好きです。
【ゴブレットゴブラーズ】
※紹介している写真は正規品ではございません。
対象年齢5歳〜『進化型○×ゲーム』
ただのマルバツゲームとは違い、大きさの違うゴブレットをマトリョーシカのように重ねたり外したりしながら1列揃えるので、勝負も一筋縄にはいきません。初めての方にも分かりやすく、サクサク遊べるのでオススメです。娘が得意なゲームの1つで、我が家の勝率トップです。
娘とおばあちゃんが遊ぶ最初のボードゲームにゴブレットゴブラーズを選びました。超初心者のおばあちゃんも楽しそうでした。
1プレイだけなら5分かからず遊べちゃうので、スキマ時間におすすめです。
【ブロックス】
対象年齢7歳~『テリトリー戦略ゲーム』
4色の中で好きな色を選び、テトリスのようなブロックの『角と角』を合わせながら、より多くのブロックを置いた人の勝利です。
同じ色のブロックの『面と面』は合わせることが出来ず、必ず『角と角』で置かなければいけないので、どこかで置けなくなる時が来ます。始めにどう陣地を広げ、どのブロックを使うか考える必要がありますが、直感型の娘はこの【ブロックス】が大得意で、深く考えずにポンポン置いても勝つことが多いです。深く考えても良し、直感で置いても良し、どんなタイプの人も楽しく遊ぶことが出来ます。
ブロックがきれいで見惚れてしまいます。テトリスが好きな方のは、BGMであの音楽が流れるでしょう。
【お菓子の魔女】
対象年齢5歳~
屋根に積まれたお菓子のカードを、崩さないように1枚ずつ取っていくゲームです。カードを1枚ずつ取るので指先の運動にもなり、お菓子のイラストも可愛いです。ゲットするたびに「やったー!チョコケーキだ!」と歓喜の声を上げています。
びっくりするようなゲームは苦手な娘ですが、お菓子の魔女くらいのハラハラドキドキ感は程よく感じるらしく、繰り返し繰り返し楽しんでいます。積み上げていく訳ではないので、スペースも箱分あれば遊べます。
準備から片付けまで1人でできるようになりました。内容物も可愛いので、お子さんと遊ぶだけでなく、女子会などにもおすすめです。
【ウインク猫】
対象年齢8歳~
カードを引く順番は関係なく、3~4枚ずつ4つの山札を手札にし、中央にあるカードと交換しながら、それぞれの山札の絵柄を一致させていくカードゲームです。
色々な表情の猫ちゃんが可愛く、「表情は同じだけどしっぽの長さが違う」や「ウインクしてるかしてないか」など、よく見ないと間違えてしまいそうなカードもあり、焦ってカードを揃えようとすると失敗してしまうこともあります。
ゲーム中は黙々とカードを交換していくので、他のボードゲームに比べるとプレイ中は静かでした。あまり喋らなくても遊べるので、今の時代には合ってるかもしれないですね。
スタート時に言う「よーい、ニャー!」が可愛いです。2歳の息子は、変顔の猫ちゃんの表情を真似して遊んでいます。
【スイーツレシピ】
対象年齢4歳~
料理に必要な6つの具材カードを早く集め、料理を完成させた人の勝ち。ルールは簡単なので、小さいお子さんでも遊びやすいです。
また、料理に必要な具材を知ることが出来るので、食への関心も高まりそうです。
我が家は娘の好みに合わせて【スイーツ編】を購入しましたが、他にもたくさん種類があるので、お子さんの好みに合わせて選んでみてください。
遊び始めたころは「簡単だから飽きちゃうかな?」と思っていましたが、いざ遊び始めると料理を作っているみたいで楽しく、娘も大のお気に入りです。他の種類も欲しくなります。
【イチゴリラ】
対象年齢3歳~『神経衰弱ゲーム』
一般的な神経衰弱と違い、カードに書かれた数字と同じ数・同じイラストのカードをめくり当てなければならず、なかなか難しいです。同じ数字に絵柄は2種類ありますが、何となく似ているイラストなので間違えやすく、「ごくうだと思ったらゴリラだったー」なんてこともしばしば…。
「1」は1枚でゲットできますが、勝負師タイプの娘はいつも「5」を狙っています。毎回子どもの記憶力に驚かされます。
カードのイラストもほんわか可愛く、癒されます。厚みのあるカードなので、他のゲームに比べるとめくりやすいです。
【トレンディ】
対象年齢8歳~
ブランドごと決められた数字が場に出ることで『トレンド(得点)』が発生するカードゲームです。発生したトレンドカードはそのまま自身の得点になりますが、1度トレンドが発生すると場に出たカードはリセットされるので、相手のトレンドを妨害したりすることも可能で戦略性もあります。
自分の手札を出しながら相手のカードも見て、「どのブランドならトレンド発生するかな?」と考えるので相手の行動を予測したり、得点計算で足し算を使ったりしますが、何より80年代~90年代のファッションがモチーフになっているので、お子さんより親御さんの方が心惹かれてしまうのではないでしょうか。
最後の得点計算では、二桁までの足し算を使います。我が家では電卓を使っていますが、小学生になったら娘に計算してもらいたいと思っています。
おまけ【Dixit】
対象年齢8歳~
こちらの【ディクシット】は、今回ご紹介した他のボードゲームに比べると大きい&価格もお手頃ではないので購入を躊躇されている方も多いかもしれません。ですが、1度覚えてしまえばお子さんでもとても遊びやすいゲームです。
キャラクターでもない・単純でもない、見れば見るほど不思議なイラストで想像力も養われ、全員が当てるでも外すでもなく、半分くらいの人が分かるキーワードを考えるので表現力も育ちそうです。その子ならではのイラストの見方も知ることが出来るので、親としては子どもと遊ぶたびに新しい発見があります。
カードのイラストに対する固定概念が生まれてしまいやすいので連日繰り返し遊ぶのには向きませんが、拡張パックも販売されているので、自分の好きなイラストレーターさんのカードを購入することもおすすめです。
未就学児さんには絶妙なキーワードを考えるのは少し難しいかもしれませんが、Dixitは我が家の最推しボドゲなので、今回特別に紹介させていただきました。
最後に
いかがでしたか?一見難しそうなボードゲームでも、所要時間が30分以内の短いゲームや、内容物の少ないゲームなら年中さんくらいなら遊べるものが多い印象です。
ですが、お子さんとボードゲームを楽しむ上で一番大切だと思うことは『一緒に遊ぶ親御さんや大人の方が、子どもと一緒に全力で楽しむこと』だと思います。勝敗にこだわらず、一緒に遊ぶ楽しさ、お互いの新たな一面を見つけながら、ボードゲームで遊んでみてください。
娘の影響で我が家には可愛いゲームが多いですが、世の中には未就学児さんでも楽しめるボードゲームがまだまだたくさんあります。ぜひ色々と遊びながら、お子さんの好きなジャンルを見つけてみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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